“眠いとき、疲れたときなどに思わず口が大きく開いて息を深く吸い込み、やや短く吐き出す呼吸運動”を「あくび」と言いますが、漢字では「欠伸」という字が当てられていてなかなか読めません。
逆に、「欠伸」という漢字から調べてみると、<Domani>に下記のような説明がありました。
・一般的な読み方は「あくび」です。
・「欠」だけで「あく」と読み、これは動詞である「欠(あく)ぶ」の連用形から成っています。
・「あくび」と読む以外にも「けんしん」「あくびのびす」「あくぶ」の3つがあります。
「けんしん」は、あくびをしたうえに、伸びをするという意味です。背伸びをしながら、あくびをすることがありますね。「あくびのびす」は、手足を伸ばしてあくびをする様を意味します。「あくぶ」は「あくび」をおこなう動作そのものを意味します。
また、平安時代の『枕草子』の中に登場した動詞「欠ぶ」こそが「欠伸」の由来とされていますが、その「欠ぶ」の語源は諸説あって不明のようです。
また、「欠伸」に関係して、「欠伸を噛み殺す」「欠伸形」という言葉もあります。
噛み殺すという言葉は、「欠伸」の他にも「笑顔を噛み殺す」という使い方もできます。噛み殺すという言葉には、そもそも「歯を食いしばって口が開いてしまうことをこらえる」といった意味です。
「欠伸形(あくびのがた)」は、50cmほどの竹に、長方形の穴を空け、生け口とした花器のことを指します。つまり、茶道で用いられる道具のひとつということです。
全体の形状が、人間があくびをしている姿に似ていることから、この名前がついたとされています。
また、「あくび」に関しては。<日経ビジネス>で下記のような面白い記載もありました。
<誰かがあくびをすると、ついつられてあくびをしてしまう>ことがありますが、これは他者と同じ行動をとってしまう“行動伝染”現象の一つです。
最もあくびがうつりやすかったのは、家族(肉親や夫婦)。続いて友人、知人、見知らぬ人という順だった。つまり、親しい人ほどあくびがうつりやすいということです(まさ)
<今日の夕食>
冷奴/厚揚げの中華炒め/干物/酢の物
厚揚げ/チンゲン菜/牛肉の炒め物 あんかけ風
アイゴの干物
アイゴの干物
海藻とアミエビの酢の物
我が家にもやっと新千円札が回ってきました。いつまで居てくれるかな?