●今日の議会一般質問2日目。北本市のまちづくりという通告。圏央道のインター周辺の開発。上尾道路予定路線周辺の開発について、桶川市や鴻巣市の取り組みに比べ、北本市の取り組みが消極的。市長は国や県に毎日訪問し、人間関係をつくれという趣旨。なるほど…。しかし北本市には国や県から職員を派遣してもらっています。この人たちがどういう働きをしているか。2年の参勤交代に、多額の人件費を払っているのに、さらに毎日市長が県庁に出勤してどうなるのかとの思いがありましたが、桶川市や鴻巣市に比べ地盤沈下しているという指摘は「そのとおり」と聞いていました。まあ、プライマリーバランスを堅持しようとしたら、将来に向けた開発のための財政投資はなかなか…。
●自治会とコミュニティも質問と答弁が興味深かった。自治会は民間人の自発的な組織、それに行政が係るには一定の距離感が必要です。答弁が苦しんでいるのがわかりました。区長業務が自治会長に委任している現在は、「自治会」でなく「官治会」になっていると思います。このことが仕事を増やし、役員のなり手不足につながっているかもしれません。私のマンション自治会も、今後任意団体として再編するため、自治会員の募集し直しが予定されています。入る人が減ったらどうしようという意見が多いが、私は100人しかいなかったらそれで活動する。行政の下請けをしなければ、会員のためだけの事業を楽しくかつ生活に役立つことをすればいい。それを見て入りたい人がいたら大歓迎する。そういうことです。
●コミュニティ8圏域も、導入にあたって当時の社会教育委員の会議に諮問された。私は、小学校区を第二次生活圏とするという構想にかみついた。第二次生活圏の構成要件が、おおむね小学校区では、将来学校が無くなったらどうするか。また第二次生活圏とは、例えば入院できる病院がある。生鮮3品(肉、魚、野菜)の店がある。郵便局か銀行がある。などの生活維持の要件が必要だろうと。元々コミュニティは「普遍性」(すべての物事に通じる性質)のある考え方と言われている。コミュニティを、個ミュニティと言った仲間がいたが、実に言い得て妙である。
●明日は自分の一般質問の日。もう少し準備があるので、「知ったかぶり」は明日以降とします。
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