四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

一般質問終わりました。重要な公約断念なら、公約見直しの上「信を問い直し出なおせ」と3回市長に言った!さあどうする。

2017-03-13 20:47:12 | 日記

●四輪クドウの、一般質問終わりました。どう報告すればストレートに自分の思いが伝わるかはわかりませんが、率直に自分の今の心境を書きます。今日午後の一般質問で、市長の公約不実行というより断念。そして2年前の市長選挙における「一本化」における政策協定の事項について、その対応のいい加減さに怒りを越してあきれてしまいました。この2年間の現王園市長の議会での答弁や執行状況を見ていると、おおよその想定はしていましたが、今日の一般質問では想定を超える「ダメ」さでした。最期に、「公約を整理し、出直し選挙で有権者の信を問い直したらどうか」申し上げました。第五次総振に従って、まちを成長させるとありきたりの答弁をしましたが、そんな期待はどこにもありません。第五次総振をもとに編成した今年度の予算は、どこにもこれから北本市が成長するようなものはありません。

 

●中学校の給食を無料にします。財政状況を見て小学校も無料にします。これ全部実行したら、この財源は2億円を超えます。議員時代、財政のプロと自らに自慢していたが、実際市長に就任したら財源がないので、実現可能性がないとの答弁です。新駅建設は、住民投票の結果を尊重し、新駅問題に終止符を打つと公約しながら、「新駅等検討します」と第五次総振に入れています。どう検討し終止符を打つのか聞きました。白紙で検討するというが…。「公正な監査制度を導入します」という公約はどうするのか。この公約は誰かとの約束ではないかと質問したが、「誰とも約束していない」と答弁でした。

●この公約は、2年前の市長選挙の折、私の選対幹部が現王園陣営と協議し、候補者一本化の政策協定で約束したものです。2年間待っても進めないので今日質問したら、もうとっくに忘れていました。政治家にとって、選挙の約束は「信義」の問題です。私が一本化に応じたから、現王園氏が当選したと思っている市民は多いのですが、私は必ずしもそういう思いはありません。したがって、この2年間、何かをやってくれなんて頼んだことはありません。また、彼から何か頼まれたことはありません。しかし、この約束は、私でなく、私の支持者との協定ですから、忘れることは絶対許されません。彼の人間性を垣間見ました。中曽根総理時代の名官房長官の後藤田正晴さんは、政治の要諦に「情と理」といったが、現王園市長は、「情」も「理」ももちあわせていない。はっきりしたのは「空疎(見せかけだけでしっかりした内容や実質がないこと。)」であるということでした。

●最後に次ような質問というか、意見を言いました。

◎ここまで答弁を聞き、これほど公約に対する責任感、自覚が希薄な政治家は初めてです。市長の公約は、議員と違い予算編成権と執行権を持っていますから、全部とは言いませんが、重要な公約は実効可能なものでなければなりません。しかし、この間市長の出した公約は実行に向けた財源、人材、制度の裏付けのないものでした。女性副市長の登用の断念です。これは、人の当てのない空疎なものでした。議会が男性副市長に同意したから、この公約断念が正当化されたということではないと思います。中学校の給食費無料も財政事情、財源の裏づけのないものでした。給食費無料は実行しないことが、市の財政上いいことですが、これで公約の不履行が正当化されたわけではありません。住民投票の結果を尊重して新駅問題に終止符を打つについても、選挙で大宣伝し、大勢の有権者の支持が得られた可能性は高いとしたら、自分の都合だけでの変節は許されないでしょう。そして、一本化の約束の不実行は論外です。政策集で、「赤丸はすぐ実施します」と言いながら手つかずのものも多く、現王園孝昭の公約の実現性や論理性はすでに、構造的に完全破たんしています。

現王園さんは、選挙の公約を非常に軽く考えている。いや、議会での答弁を聞いても、市民と相談して決めるというが、選挙で出した公約は、選挙を通じて市民と相談した結果、当選したんです。市長、就任2年、残りの任期も2年です。このままスラーッと、約束不履行を続けますか。それとも、財政事情無視で実行しますか。どう対応しますか。簡潔にお答えください。

これに対する具体的な答弁ない。

◎私が次のことを申し上げるには、逡巡に逡巡を重ねた結果です。まさに苦渋の決断です。多くの非難を受けるであろうことは認識しています。しかしながら、重要な公約の断念、特に女性副市長の登用の断念は、多くの女性有権者に失望を与えたはずです。私自身も聞きました。住民投票の結果を尊重し新駅建設に終止符を打つ公約の変節は、このことに期待して投票した人への背信行為です。一本化の約束不履行は、政治家の信義の問題です。

市長は、成人式の祝辞で、スキージャンプの高梨沙羅選手が、オリンピックで敗れた後、一切言い訳しないで次に向かって進む勇気と潔さをほめたたえていました。その言葉を思い題してください。重要な公約の一方的な断念は、政治家として、人間として断じてあってはなりません。

これだけの公約を並べて、その実現性の裏付けが取れないということは、はじめからできないことを承知していた可能性が大です。まさに「背信行為」です。それでは残っている2年の任期中、ずーっとこの不実行の公約に縛られます。それなら出直し選挙で信を問い直し、再度市長席に着かれた方が、市政が進みます。ご本人にとっても自信になるでしょう。信を問い直しませんか。

この質問には、「続けて市を発展させたい」と。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 寝不足?WBCオランダ戦延... | トップ | 一般質問終わり今朝はすっき... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿