四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

議会報告会50人超の参加者で活発な意見交換。ごみ処理施設に行田新市長の公約で関心が強かった

2019-06-08 21:27:55 | 日記
●今日は、日高議員、櫻井議員と私の3人会派「市民の力」の、選挙後初めての議会報告会を開催しました。50人を超える沢山の皆さんにお集まりいただきました。日高議員と櫻井議員が、これからの議会活動に向け力強い決意を述べ、皆さんから激励の拍手をいただきました。いよいよ始まります。
 
●先ず選挙の結果、そして臨時会で決まった議会の構成、我々3人の役割(委員会等)について報告しました。また、10日から始まる6月議会の日程や議案、一般質問の予定について説明しました。特に参加者の関心が強かった、鴻巣行田北本の3市で進めているごみ処理施設の建設計画。行田新市長の公約で関心が高かった。そこで、これまでの経過について説明しました。この資源組合議会に私と櫻井議員が出向します。昨日、県庁の資源循環担当者を訪ね、情報を収集しました。また国の資料で、埼玉県内の処理施設の整備費(環境省への交付金の申請の計画書)をインターネットで調べ、3市の計画整備費(200憶円)が他の施設整備費に比べて高い印象を強くしています。
●ごみ処理施設はこれまで「迷惑(根拠不明?)施設」であるということから、場所の選定に苦労してきました。そのことがごみ処理施設建設を複雑にし、建設整備費を高止まりにしたり、稼働時期を難しくしたりしてきました。しかし現在は、施設機能が進化し公害の可能性は低く、むしろ新エネルギーを活用したニュービジネスの可能性がある施設でもあります。県の担当者によると、県内の施設は30年を過ぎた施設が多く、老朽化により新設の整備が急務であるとのことでした。最近では飯能市の施設が新しく稼働したのみで、計画の進捗を心配していました。
●我々3市の場合も、鴻巣市の予定地においてそのような状況もあるようで、地域対策として「熱を再利用した温浴施設」の整備が言われているようですが、数十億円とも言われています。この整備費は全部3市の住民が納めた税金です。もうこのような地域の実情に配慮しつつも、合理的な判断をしたいと考えています。これまでもそうですが、執行部は一つの案しか示さず、それが「いいか」、「悪いか」を議会に求めてきます。その前に、複数の案を示し(場所についても、調査した結果を一つの結論にして議会に報告するのでなく、複数の場所を議論させるべきです)それによって整備費にも影響が出てくるはずです。
●今回は、行田新市長が、行田市小針に建設と新たな提案をされています。やっと複数案が出るかもしれません。いたずらに稼働時期を先に延ばすことは避けるべきですが、比較する材料が出ることは歓迎すべきです。大胆な発想ですが、北本市内にも、整備してもいいという地主の集団が出てくれないかと思っています。迷惑施設(根拠不明?)であるというこちらからのお願いだけでは、市場原理や経済合理性は出てきません。地域経済や新たな産業の創出、福祉の増進、循環社会の構築という、持続ある社会に向けた建設的な議論に発展することを願っています。これからです・・・
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