四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

委員会予算採決延期。「🐻ん蜂の住む花畑から飛び立ったミツバチが、ゲンゴローの住む三五郎山から蜜を吸い花畑を潤す」と・・・

2017-03-08 20:16:58 | 日記

●春は確実に近づいているようです。今朝の埼玉新聞に、坂戸市飯盛川沿いの「河津桜」がピンク色の満開の記事がありました。今日、私は休日ですが、議会は健康福祉常任委員会が開催され、平成29年度の一般会計予算の採決を残し、審査は終了したようです。今議会は異例で、3常任委員会は一般会計予算の採決を13日まで繰り越しています。理由は予算修正があるということです。

 

●私が所属する総務文教常任委員会の審査で、歳入の根幹である市税の中の、法人市民税に大きな減収があります。前年度予算比では約4千万円のマイナスですが、平成28年度の補正予算の年度末と比較では、15千万円のマイナスです。このマイナスをどこかで調整しないと、財源欠陥になる可能性が生じます。それを補うためか、財産売り払い収入が計上されています。これは売れて初めて歳入財源になりますが、現金なしの歳入予算となっています。予算とはいえ、現金化の裏付けに課題のある歳入見込みです。

●一方歳出は、法人市民税に大きな影響を与えるかもしれない大手企業の撤退などどこ吹く風とばかりの、市営不動産屋・土木会社と思われる事業があります。先ずはパークゴルフ場測量・設計費です。これを認めると、来年度以降土地購入費、ゴルフ場整備と数億円の財源(借金含む)が必要になるだけでなく、市の試算では毎年1,500万円ぐらいの維持管理費が永久に続きます。直売所の駐車場拡張の用地、農地を借りるようですが、将来相続が発生するとこれも公有地化(買い取り)が求められるでしょう。ホタルの生息地周辺の遊歩道の測量費も、これが認められると来年度以降多額の整備費は必要になります。神社の境内に公衆トイレですが、土地を寄付するからという話が急に出ていますが、これも不自然な話です。

●地方交付税の代わりに、臨時財政対策債がありますが、これも今年は約8億円借り入れ予定ですが、臨時財政対策の返済が約8億円ぐらいですから、事業予算の財源にはなりません。地方交付税約19億円ですが、そのうちの13億円は借金返済の原資として国から交付されていますので、実際の事業に充当できる財源は約6億円です。平成32年にピークの来る公債費(借金返済)ですが、これ以上の借金増(返済増)や維持管理等の義務的経費の増には厳しい対応が必要です。まさに議会がそのカギを握っています。議員の中には執行部が予算を出したのだから大丈夫と言っているようですが、それでは議会(議員)は不要になります。予算案が議会に提出された以上、執行部と条件取引きでこの予算を可決させることがあってはならないと考えています。しかし、そのためには、現在の北本市の置かれている状況と、将来の北本市の財政に強い危機意識の持っている議員が10人必要です。一人ひとりが、自分の価値観と判断基準を持っている個性派集団です。そうなると、選挙で一人しか選ぶことのできない人が重要です。

●今日もあるところで、「🐻ん蜂の住む花畑から飛び立ったミツバチが、ゲンゴローの住む三五郎山から蜜を吸い花畑を潤す」といわれました。何のことか、いまだ理解できずにいます。今度会ったらしっかり解説していただこう…。

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