四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

ビートたけしの「新しい道徳」を手に(読み切っていない)つれづれに思いめぐらし・・・

2016-04-07 21:36:09 | 日記

●今朝は気持ち一新。晴れ晴れと起床しました。午前の日程は、第五総の特別委員会、午後は、16日(東部公民館)、17日(公団地域学習センター)で開催する「議会報告会」の打ち合わせをしました。夕方知人を訪ねたら、北野武の著書「新しい道徳」がテーブルにあり、借りてきました。ビートたけしこと北野武のものの見方、捉え方の考えが実にユニークであります。過去にとらわれることなく、自身の考えを自分の言葉で発する。まさに言葉の芸のプロといえます。

 

●この本も、まだ全部読んだわけではありませんが、「表紙のオビ」と「はじめに」を読むと、全体の7割は、ほぼ理解した気になります。推理小説はラストにどんでん返しがあるが、この種の本は、ほとんど「表紙のオビ」と「はじめに(序文)」にエキスが凝縮しています。その上で、本文でより正確に深めていく。これが俺流の本の読み方です。オビには「日本人にとって『道徳』とは何か?この問いに答えられる親や教師はいないんじゃないか」という問いに、私は「……」と言葉が出ません。

●「時代を作る人は、いつだって古い道徳を打ち壊してきた。誰かに押し付けられた道徳でなく、自分なりの道徳で生きた方がよほど格好いい。」と述べ、<自分なりの道徳とはつまり、自分がどう生きるかという原則だ。>には、そうでありたい!と思い、「今の大人たちの性根が据わっていないのは、道徳を人任せにしているからだ。それは自分の人生を人任せにするなってことだと思う」とも述べています。俺流の道徳が必要だということだが、相当に人生を積み重ねることが必要かもね。

●自分の人生を顧みると、親から教え込まれた人間の生き方を忘れないようにしながら勝手なことしていた若いころ。ヤバイこともしたが、運よくお上の厄介にならずに済み、うまいこと言って女房と一緒になり、生涯学習の出版社を経営して借金つくり、運よく時代の波に乗り(生涯学習の時代の到来で儲けた)借金返して、今やまじめそうに議員ズラしているが、一皮むけば「俺流の道徳論」を振りかざしているだけかもしれません。この本を読み、自分らしく生きることの難しさと、自分らしく生きるからこその…と思いました。

●はじめに(序文)「他人が言ったこと、他人が書いたこと、他人が考えたことをそのまんま鵜呑みにする性癖のある読者は、ここですぐさまこの本をパタンと閉じてください」と述べ、「この先は読むな。この本では、俺の考えを述べているだけで、別に押し付けることはないし、気に入らなければ腹を立てるのも自由だ。誰かに同調してもらいたい、誰かを怒らせたい、と思って書いたわけではない。あくまで俺の考えを書いただけだ。」と。

●私のブログ「四輪クドウの独り言」も「見えたまま、聴いたまま、感じたまま」と、基本的にこれがスタンスです。北野武さんにあやかれば、私のブログは、誰かに私の考えを押し付けようとか、同調してもらおうとか、怒らせようとか、誹謗中傷・非難批判・口撃とか、特段の目的をもって書いているわけではありません。見えたものが変、聴いたことが変と感じたままを書いています。したがって、私のブログを読んで、「ふーん」と読み過ごして頂くと大変ありがたいのです。しょせん、私の独り言です。あしからず。「新しい道徳」は、あとはよく読んでから「読後感想」を書きます。

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