四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

保育所再編で利用者と意見交換会に出席

2015-09-24 11:10:35 | 日記

●連休明けの今朝は、早朝散歩(ウォーキング)をさぼっちゃいました。何せ昨夜はラグビーのワールドカップ、日本対スコットランド戦をテレビ観戦し、寝るのが遅くなったものですから。結果は大敗でしたが、点差以上の好ゲームに満足しています。

●それにしても、昨日の早朝散歩は鴻巣方面に行き、途中鴻巣の名刹「勝願寺」に寄り、浄財箱に効果(硬貨)100円入れ日本の勝利を祈願したのですが、残念な結果になりました。

 

●夜は、保育所再編問題に異議申し立てる父母会の人との意見交換に出席しました。9月12日の会合でたくさんの意見・要望等頂き、それへの回答を含めて2回目の意見交換会でした。50名弱の方が出席されていました。公立保育所の閉所や募集人数を減らすことへの疑問や不満がたくあり、参加した10人の議員が、利用者市民の持つ問題の本質に認識を新たにしたと思います。

●私は6年前、深井保育所閉所問題で、保育所を守る会が提出した請願の紹介議員になり、結果として全会一致で採択させることに直接関係しました。昨日も「その時の責任を感じているか」と、当時の役員の方に質問を受けました。この方の発言に、「あの時閉所中止の運動しなければ、深井保育所はすでに無くなっていた。そうすれば、また同じ問題で利用者が苦しむことはない。今働きながら子育てしている父母が、今日もたくさん集まって閉所の事で苦しんでいるのをみると、自分たちが進めたことに責任を感じている」とありました。

●私は、この人たちが責任を感じる必要は全くないと思いますので、そのように言いました。むしろ、この問題をその後まったく執行部任せにし、関わってこなかった我々にあります。もともと、働きながら子供育てる環境づくりの一つが「保育制度」であるなら、その保育制度の変更を働きながら子供を育てる人たちの意見を聴く前に、国の方針だからと言って民間保育事業者と約束する市に問題があるのでしょうから…順序があべこべだとこういうことになりがちです。

●社会の変化や国の方針等で、民間保育園へ移行することがあります。北本市でも、これまで幼稚園協会や私立保育園の方から、公立を減らし、民間を増員しろと、民間保育事業者から強く要望されています。しかし、利用者は「公立」志向が強く、利害がからまる複雑な問題になっています。財政の問題もあります。公の施設の余剰問題もあります。人口減少と少子化における子育て支援の在り方、そして長寿化社会における新しい医療や介護の問題もあります。学校施設の統廃合や保育所含めた公共施設の複合化など、総体的な戦略を描き切れない中で、保育所問題だけを突出させた今回のやり方は、6年前同様に、利用者にとって唐突であり、理解が得られにくいように感じています。学習効果がないのは、日本の組織の特徴らしいが…

●まちづくりの総合戦略を持たないままに、それぞれの利害関係者が声を大きくし、その声に政策が影響受けるという、国と地方の政治の不条理ともいえる状況は、なかなか改善されない。この問題も、昨日ある議員が調べた時系列表を見る限り、前市長が民間事業者と事前協議の準備をしていたようで、市長が変わってもそのまま利用者に提示されたようです。市長も、保護者説明会に出席し、理解を求めているようですが、時間が必要のようです。

●私は、6年前の深井保育所閉所問題を忘れていませんし、今回も相談されればよく話を聞かせてもらっています。「市民が主役」ですから

コメント
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