四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

駅立ちは議員としての原点確認。中庸:肝に銘じて…

2014-06-02 20:55:06 | 日記

●今朝は定例の駅立ちです。真夏を思わせる気温の上昇。通勤・通学される市民の皆様はこれからしばらく暑さとの戦いです。私が駅に立つ理由は大きく二つです。一つは自分への戒めです。議員になったときの原点、「生活者基点、納税者納得-市民力で政治に新風」を忘れないために…。市民感覚もう一つは、議会レポートを通して、北本市の政治の現状と私の政治姿勢(自己宣伝)を知っていただくことです。当選して12年目になります。私たちは、選挙になると駅前でお願いします。しかし終わってしまうと多くの議員は次の選挙まで長期休憩です。毎週立っているのは、共産党の議員だけでしょうね…。自分は、市税のかなりの部分を納めていただく現役世代の方の、通勤のご苦労のほんの一端でも一緒したいというのが本音です。それなのに、「朝早くからご苦労さん」と声をかけていただきます。ほんと、恐縮です。明日は、西口の北側のエスカレータ前に立ちます。

●先日知人のお宅で、一冊のご本に巡りあいました。その中に、心引かれた一部がありました。私は戦国時代の歴史ものが好きでよく読んだり、映画を見たりします。その中で、まったく科学的根拠はないのですが、権力を取った人は、どういうわけか自分が勝ち取った手段・方法で、次に自分が権力を失うことが多いと思っていました。そのことを書かれていたので、紹介します。

元田永竿(えいふ)の「教育勅語への道」という本で、その中に「中庸」という言葉(写真添付:参照)の解説に納得でした。

●解説「中庸とは、かたよらずに常に誠をもってつとめることこそ、人間の道なりと述べたもの」。

●語訳「「中庸は行き過ぎも不足もなくほどよいこと。万機は天下の政治、大事な事柄」で、文章を次のように通訳しています。

●通訳「勇気と腕力を誇るものは結局、粗暴と無分別によって身を滅ぼし、ただ文明に憧れる才子は、文明に心酔するあまり、わが国固有の美点長所を忘れ無節操な人物となりかねない。そこで君に勧告するが是非とも中庸の徳を選びなさい。天下のあらゆることは、ただ一つの誠に帰するものである」。

<勇力(ゆうりょく)の男児は勇力に斃(たお)れる>。勇ましいだけでは、天下の万機は治められない。

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