ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

〈他力の風〉が吹いてきたとき・・・

2009年12月28日 | Weblog
「他力」五木寛之著より。

前日は、他力の風が吹くのは人事をつくした後だと書いていた。それにしても、ごくたまにはものごとが思った以上にうまく運ぶ時があったりもする。

たとえば、人によっては特に健康に気をつけているわけではないのに体調も悪くならない人も多い。タバコには害があるとは言われながらも、毎日数十本もタバコを吸いながらも病気にならない人もいる。

また、いくら健康に気をつけても病気は向こうからやってきたりもする。身体にいいからとどんなに努力しようとしても、長続きしないしないこともしばしばだ。

ところが、逆にあとで振り返って、どうしてあの時はあれだけ頑張れたのだろうと思うこともある。五木さんは、気持ちが充実してやる気が出る時は、〈他力」の風が吹いてきたときだという。

決断、勇気、努力、持続する力などが、自分で感心するくらいの時には、〈他力の光〉がさした時ではないかと感じているようだ。

五木さんは、別のページでも「自立の勇気をもたらしてくれる見えない力が、〈他力〉と繰り返し述べていた。うまくいっている、つまり他力の風が吹いてきた時には、〈他力〉に感謝すべき時なのだろうな。