ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

記憶の生け簀・・・

2009年12月08日 | Weblog
「人を10分ひきつける話す力」齋藤孝著より。

「話す力」のトレーニングのためには、抽象的なことを自分の言葉で言い換える練習をするのがいいという。そして、抽象的、難解な言葉を自分の言葉で表現するには、具体例が挙げられるかどうかにかかっていたのだ。

そのためには、頭の中に豊富な具体例のネタを持っているほど有利になる。齋藤氏はそれを「記憶の生け簀」と表現していた。ちょっとおもしろい。その生け簀のなかにはいろいろな魚(=具体例)がいて、そこから網で目当ての魚をすくうというイメージだそうだ。

ということは、ふだんからたくさんの情報に触れ、読書などによって、知識を蓄えておかねばならない。まあ一度読んだだけでそう簡単に記憶に残るとは思えないが。とにかく自分の言葉で説明できなければダメなのだろう。

筆者は、ある抽象的な表現について、「これはどういうことか」を子どもにわかるように説明ができるかどうかだともいう。もし、それができるなら、自分がちゃんと理解できて話がうまいはずらしい。まずは、「記憶の生け簀」に魚をためておくことかなぁ・・・