素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

「ツキヌキニンドウ」の花が咲く

2012年05月23日 | 日記
 妻が町内の知人からつる性の木をもらってきた。名前をたずねると「ツキヌキニンドウ」と教えてくれた。言いにくい名前である。電子辞書のブリタニカ百科事典で調べてみた。

 『スイカズラ科のつる性常緑低木で、北アメリカに分布する。日本原産のスイカズラ(別名ニンドウ)と同属で、茎が葉を貫いているようにみえることから和名がつけられた。属名のロニケラの名で流通することもある。花冠は漏斗形で2唇形、明るい橙黄色に紅色を帯びる。』

 そして和名は漢字で“突抜忍冬”となる。漢字が頭に入るとカタカナだけの時より覚えやすい。日本原産のスイカズラは白い花で匂いが良い。“忍冬(ニンドウ)”という別名があることは初めて知った。“日本の歳時記”を見る。【忍冬の花(すいかずらのはな)】とある。

 『昔の子供は蜜が吸える花を知っていた。甘い香りの白い花の忍冬もその一つで、蜜を吸う時の唇の形に似ているから“吸葛”というとの説もある。“忍冬”の名は、冬も緑の葉をつけたままであることから。花は最初は真っ白だが、だんだん色が濃くなって黄色になってしまう。そこから“金銀花”というめでたい名もある。』

  ツキヌキニンドウにはスイカズラのような香りはない。

 ジムのランニングマシーンで60分で10.69kmの新記録。心身ともにワンランクアップを実感する。
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