素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

三人寄れば文殊の知恵

2011年10月22日 | 日記
 来月の6日に、名古屋で“愛知教育大学同窓会49年次会懇親会”がある。12時から始まる会に、妻が「何で行くつもり?」と朝、突然尋ねてきた。月末のイベントが終わらないと次のことが考えられない状態の私ではあるが、「車というわけにはいかないから、新幹線かな?」と適当に答えた。「いくらかかるの?」とたたみかけられと「まだ何も考えていない」と言わざるをえない。その話はそれで終わってしまったのだが、昼近くになって中途半端に時間があったので「新幹線と近鉄ではどちらが安いのだろう」と思いつき調べてみた。すると、新幹線は6690円かかるが近鉄だと4530円である。朝、星田駅を9:47に乗るか、8:31に乗るかの違いだけなら近鉄で行くほうが経済的だと思った。

 夜、娘と孫が明日の自治会主催の“イモ堀り”に参加するため泊まりに来た。娘にその話をすると「お父さん、高速バスのほうが安いのと違う?」と新たな提案。その手もあるとパソコンで調べていると娘も部屋にやってきて一緒に参加。3500円というのを見つけたが、朝7:30発である。「出発時間で適当なものがないからバスはだめやな」と言うと、娘が「ぷらっとこだまは?」と突然言った。聞きなれない言葉に「何にそれ?」と聞き返すと「私は出張の時によく使うんやけど、本数もあるしけっこう安いと思う」と言いながら“JR東海ツアーズ”を検索して“ぷらっとこだま”を出してきた。「ほら、9:50に新大阪で10:58には名古屋に着く。4200円でワンドリンク付き。」「こんなのもあるのか」「私けっこうこういうのを調べるのは好きやねん」と話していると仕事から帰ってきた息子が「何やっているんや?」と入ってきた。

 ことの顛末を聞くといきなり「ぜいたく者!」ときた。「名古屋ぐらい近いんやから新快速で充分。特急券なんか使うな。」すると娘も「私も時間にゆとりある時は名古屋まで在来線乗り継いで行くこともある。」と新たな展開。「わかった。いろいろ調べてみるから」と二人には部屋から出てもらった。

 名古屋へ行くだけでもいろいろな方法があるものやと妙に感心した。

 8:16に星田駅を出発して、京田辺→新田辺→京都→米原→名古屋と行けば、11:43に到着。3140円。息子の提案を採用することにした。今まで使ったことのないルートはとても魅力的に感じる。楽しみが1つ増えた。
コメント
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