
孫の通っている山崎保育園で恒例の“クリスマス祝会”があった。一番上のクラスになるとキャンドルサービスとキリストの誕生を歌と劇で祝うクリスマスページェントがある。午前9時開始なので家を遅くても8時には出ないといけないので気ぜわしかった。勤めている時に比べると朝のリズムがゆっくりになっているのだとあらためて実感した。山崎保育園はキリスト教が母体の園で、日々園生活の中でもお祈りやイエスの言葉などが身近なものになっている。したがって、この“クリスマス祝会”は園最大の行事で、本格的である。

キャンドルは本当の火をつけているので入場から退場までの20分余りは緊張しているのが手にとってわかった。ふだん腕白な全ガキ連も神妙な顔をしていた。劇も30分余りの大作で毎年これを演じるのが最年長クラスの誇りとなっている。第一部が10時過ぎに終わってから、10時半に登園する小さいクラスと合同して第2部のクラスごとの発表会がおこなわれた。
午後からは、交野市の青年の家で催されたリコーダーアンサンブル:ヴぉ-チェ・アンジェラによる“リコーダーdeクリスマス”を楽しんだ。
結成9年目のグループでアットホームな雰囲気の中、素朴な楽器リコーダーでもこんな演奏ができるのだと感心した。クリスマスムード一色の一日であった。最後に、リコーダーといっしょに歌った“しずかなクリスマス”(作詞:新澤としひこ作曲:中川ひろたか)という曲が新鮮でよかった。こんな詞です。
ひつじかいは ひつじとねむる しずかなクリスマス
くつみがきは こいぬとねむる しずかなクリスマス
百年むかしから 百年みらいまで 千年むかしから 千年みらいまで
遠い空に星がまたたく しずかなクリスマス