素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

鳥羽・二見ヶ浦を経由して大阪に帰る

2010年12月17日 | 日記
 磯部に実家からは伊勢道路を使って伊勢に出るのが一番早い。いつもはそうしているのだが、今日は鳥羽まわりの道を使って帰ることにした。理由はきわめて単純。12月16日の中日新聞伊勢志摩版に“キバナアマ冬に輝く・伊勢の大江寺でみごろ”という見出しに興味を持ったこと。記事の中身は

 伊勢市二見町江(え)の大江寺で、中国などが原産のキバナアマの黄色い花が見ごろを迎えている。境内の約二十ヶ所に高さ50cmから2mの木が点在し、木の全体を覆うようにして、直径4~5cmの色鮮やかな花を付けている。
 同寺によると、今年は夏の少雨の影響で、例年より少し遅めの今月中旬に開花。冬場の霜の影響が小さければ、来年2月いっぱいまで楽しめるという。
 キバナアマは「雲南月光花」の通称で知られていて、同寺では百年近く前から育てているという。
 である。大江寺の場所を地図で調べてみると、夫婦岩の500mほど手前を左折したらすぐ立ち寄ることができるみたいなので決めた。大江寺もキバナアマも知らないし、夫婦岩も長い間行っていないので、好奇心となつかしさが手伝った。

   大江寺は江(え)という村の中の細い道を走ると突き当たりにあった。車3台がやっと置ける駐車場に車を置いて階段を登っていくと古びた山門があり、さらに坂道をあがると歴史を感じる本堂があった。

   キバナアマの黄色い花は浜風にゆれながらひっそりと咲いていた。大江寺を後にして3分ほど車を走らせると夫婦岩に着く。子どもが小さい時夫婦岩パラダイスに連れて行って以来だから20数年ぶりになる。近鉄が宇治山田から鳥羽、賢島まで線路を延ばしたため、JRの参宮線しかない二見は一時、すたれたと聞いていたが、近年すこしずつ活気をとりもどしているみたいだ。やはり、夫婦岩は存在感がある。

        二見郊外から伊勢高速にのり、
関から西名阪、伊賀一の宮でおりて国道163といういつものルートを使わず、新名神、京滋バイパス、第二京阪と高速一本で走ったので寄り道で使った時間を取り戻すことができ、予定通り4:30に家に着くことができた。

 
 
コメント
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