素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

プロ

2010年12月06日 | 日記
 万葉うたがたり会の楽天ブログをのぞいてみた。岡本三千代さんの話の中に、リーディングを構成・演出した遊劇体のキタモトマサヤさんのうちあげの席上での談話が紹介されていた。

 「華やかな照明・舞台・衣装のうたがたり会があるので 僕たちはその逆で シンプルで照明も最小限で衣装も含めてモノトーンの世界をイメージしました。」 

 自分の舞台だけではなくコラボする相手のことも計算に入れて演出されていたんだと知るとプロのすごさを改めて感じる。昨日の交野寄席のこともあり、アマとプロの違いについて思いを寄せていたら、今日の毎日新聞11面の“メディア時評"に、大阪ガス相談役の野村明雄さんが「プロの仕事を敬う社会に」というタイトルで一文を寄稿されていた。共感すること大であった。

 人間の社会は、実にさまざまなプロの力が相互に支えあって成り立っている。いろいろな生活の場面でそれらを感じる感性だけはなくしたくないものである。






 

 
 
 
コメント
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