素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

ひょんなことから『街かどサロン』へ

2010年12月08日 | 日記
 近所の人から、毎週水曜日、旭小学校校区福祉委員会主催で開いている『街かどサロン』で、もちをついたり山芋汁をつくるので広報“かたの”の写真を撮りに来てくれないかと声をかけられた。これといった予定もなかったので軽い気持ちででかけた。場所は星田山手東集会所である。近くはよく通っているが、中に入るのは初めてである。

   外から見るより、中は広く、お世話をする人達が忙しく準備していた。もちを丸めるお手伝いをさせてもらった。11時近くなると小さな子ども連れた若夫婦やお年寄り達が集まってきて部屋は満員になった。山芋汁やつきたてのもちをしょうが、きなこ、おろし大根とで食べたり、また、ぜんざい、あんもちにしていただいた。

   みんなでワイワイ言いながら食べると食もすすむようで、次々と注文が出るので、私も空いた食器をひきながら「ぜんざいいる人は手を上げてください!5人ですね」とウェイターに早変わりした。老若男女が混じっての集い、いい雰囲気であった。始めて4年目に入っているとのことだが、参加費100円で値打ちのある取り組みだと思った。

 午後からは、“落語”と“マジック”があった。いずれも地域の人たちである。落語の淀乃晴幸さんは老人大学で習っている人で、桂三枝さんの新作落語「じいさんホスト」を演じてくれたが、なかなか味があり面白かった。会場の人たちを含め“老い”を笑い飛ばすパワーにたくましさを感じた。

   

 その後のマジックも、週1回集まって練習している人たちで、日頃の練習の成果を、個々いかにアピールするかを衣装やつかみで意識しながらどこまでが演技かわからない失敗も笑いに変えながら披露してくれた。
 
      

偶然のきっかげで参加させてもらったが、“地域づくり”ということの必要性が話題にあがってきている昨今、有意義な5時間であった。 

 
コメント
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