塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

ミュージアム巡り 棗のエトセトラ 鶴蒔絵平棗

2019-03-24 05:36:04 | ミュージアム巡り_2019
 次の作品は、寺井直次(1912〜98)さんの「鶴蒔絵平棗」(1997
年、漆・蒔絵・卵殻、Tea caddy、crane design、maki-e、rankaku)。
 卵殻使いの工芸家・寺井さんの作品は、どれも感動を与えてもら
える。鳥、中でも鶴が描かれた作品が多くある。
 2羽の鶴も見事だが、蓋の縁部分にはマリンブルーのアコヤ貝だ
ろうか配色され魅了される。また胴部分にも草原のようなあしらい
が施されている。

 もう1点、「鶴蒔絵棗」(1970〜88年、漆・蒔絵・卵殻、Tea caddy、
with crane motif、maki-e)。
 こちらは1羽の鶴が大きく羽ばたいている。白いところが卵殻で
茶色の羽毛は色漆のようだ。
MOMAT(千代田区北の丸公園1-1)
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