『向上心』

向上心があるから楽しい!
向上心が僕の好奇心であり、好奇心がまた向上心をさらに膨らませてくれてます。

今までで一番緊張した試合。

2010-06-20 14:52:30 | 回想
こんにちは!過去回想にふける柴田圭です
今日は僕がJOP大会に出はじめて一番緊張した試合
について書きたいと思います。

最も緊張した試合は2008年北信越選手権決勝です!
この大会は風邪で体調を崩して出場辞退も考えていましたが
伊奈と一緒に行く約束をしていたので行きました!
そんな理由で
そしたらヘロヘロなのにあれよあれよと決勝進出

北信越選手権は全日本地域予選も兼ねているので
優勝者は全日本予選決勝のみのB予選出場権が与えられるんです
体調不良でただがむしゃらに勝ち進んだ僕に
突如「B予選出場権」という雑念とプレッシャーが
込み上げてきました!

前夜は恒例の食後のさんぽをしながら
もうあれ・これ・たら・ればと考えてしまう
でも若くして亡くなった知人を思い出して
「生きていてテニスが出来る、それだけで幸せなことだなぁ」
と思ったら無性に落ち着きました


翌日の決勝戦。
1stセットをワンブレーク4-6で落とし、
2ndセット1-3から6-4で取り返し、
ファイナルセットのワンブレーク5-2のマッチポイント。
これを取ったら全日本B予選。!
その雑念から僕のメンタル動揺が始まりました

マッチポイントから腕がすくみ
そして気付いたら一瞬で5-5の15-40
負けたくない一心でがむしゃらに食らい付き
なんとかキープして6-5。
少し落ち着いて0-40とトリプルマッチポイント。
そしたらまた過度の緊張襲ってきました
腕がすくみ当てて入れに行ったリターンはことごとくミス!

陸上で例えるならゴール1m前まで走ると
ゴールが同じスピードで離れていく
そんな心境でした
そこから何度マッチポイントを取っただろう・・・
ゲームポイントは良いプレーで挽回できるんです。
でもマッチポイントが取れない!
雑念がスイングを鈍らせる!
走っても走ってもゴールに届かない
一生取れないんじゃないかと思うような
15分を超えるデュース・・・

最後はすくみながら返していたら相手がイージーミスをして
7-5で勝って優勝出来ました
この試合は勝ちましたが今後のためにすっごく反省しました。
そしてそれ以降
「ポイントが来るように願わない。
自分の力でもぎ取るんだ!」
という考え方をするようになりました。
僕は自分の力以外のものにすがっちゃうと
甘えが出て精神的に怖くなってしまうんです


そんな走っても走ってもゴールに届かない恐怖の心理体験を
今日は長々と書き綴らせてもらいました
今日はスリランカカレーを食べて来ます
レポート楽しみにしてて下さい
コメント
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