海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

上海の野良猫家族

2017-07-15 | 写真日記

この日気温は37度まで上がった

 

星光撮影照材から黄陂南路のスタジオまで歩いて向かったのだが、途中で引き返そうかと思ったくらいの灼熱の上海だった。私はメインストリートを歩くのが嫌いなので、昔歩いた細い路地を散策しながら歩いたのだが、馴染みの店などがほとんど消滅していて、残っていたのはKFCとSubwayのみ。スタジオに着くとモデルの撮影中で、いきなり缶ビールを二本いただき、やっと落ち着く。

スタジオの廊下からお向かいの家の屋根には、今年生まれた子猫とその家族が日陰でダレきっていた。それもそのはず、この日の温度は37度を超えるくらいのゲロ暑日で湿度も相当高い。おそらくこの野良家族は洗濯物を室内干ししている住人が面倒を見ているようで、時々白猫の母親が窓を覗き込んで何か訴えていた。

上海で住居を借りる場合、日本のようにペット不可の物件は無いと思ってよい。なので、犬猫を飼うのは自由。私の上海人の友人も猫を飼っている人が多いが、最近は爬虫類好き女も増えているようだ。また、鳥やバッタやコウロギを飼うオヤジも多く、花鳥市場(ペットショップ)は連日オヤジで満員状態。観光地ではないが、もし大陸に来た時に花鳥市場を見かけたら行ってみると面白いよ。

☆私達のスタジオは1930年代に建てられた縫製工場を改装した物で、お向かいの家は1930年代に建てられた古い長屋住宅。

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コメント (2)
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