海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

溝の口駅西口商店街周辺は面白い

2023-06-29 | 写真日記

溝の口西口商店街の呑み屋通り

 

溝の口東口は新しい雰囲気

 

2ヶ月前から川崎市の溝の口が私の家から近い最寄駅だが、最近やっと周辺の地理を理解し慣れてきた。

この溝の口周辺の事を地元の人などに聞いてみると、20年以上前は私にとっては激オモロイ街だったようだ。今、その雰囲気を唯一残しているのが西口商店街の呑み屋街だ。この付近は、前世紀に私が撮影していた上海の豫園周辺にそっくり。西口商店街以外は再開発され何処にでもある今風の風景が並んでいるが、溝の口駅に来て初めて見た単語は「微熟女」だ。"びじゅくじょ"は、熟女とは違う事はわかるが、表現がお上手。ネットで検索すると全国的に結構多いカテゴリーの店のようだが、私は知らなかった。もしかしたら、探せば「熟熟女」専門の店があるかも知れないが、私にはどうでも良い。秋の青空に熟熟の柿が枝に残っている風景は美しいけどね。ゴーンと鐘の音が聞こえたりして。

猿之助事件の問題。役者でも特に古典芸能の世界って、一般人の哲学や美意識がまったく違う事を理解しておいた方がよい。日本に住んでいた頃に役者を何人も知っていたので、考え方の座標軸が普通の人とは全く違うのは知っている。日本で古典芸能と言えば、能や歌舞伎だろうが、中国では京劇や昆曲(世界文化遺産に登録)などが古典芸能だ。その中に様々な演目があるが、毒を飲んで一緒に死のうという話は結構多い。その演目の場合、「あの世で」という話の演目は結構多いのだ。一般人が、それらの家の継承やその世界の美意識や哲学は、現代人には全く理解出来ず別世界の話だという事を知っておいた方がイイね。役者って、一歩間違えば現実世界でも演じる事があるんだよ。

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ブタ猫

2023-06-27 | 写真日記

食って寝るだけ

 

人間に虐待されていた野良の保護猫は、食って寝るだけなので恐竜のようなシルエットの豚ネコに。このネコ、顔の大きさは普通なのだが、体がデカ過ぎる。そして、背中の毛が立っているので、恐竜に見えなくもない。昔はもっとスマートだったように思うが、その面影はまったくない。何年前か忘れたが8kgオーバーになったが、その後怖いので計測せず諦めた。近くの緑地で野良ねこの集団(面倒を見ている人がいる)を見たが、図鑑に載っているネコとほとんど同じ形をしていたのと比べるとねぇ。その猫らしい形の猫達に会わせて猫対談をしたら、このブタ猫はみんなに何と言われるのかな。

☆最近の日本は、幼児虐待や老人のパワハラが多過ぎるが氷山の一角だろう。また、週刊現代編集部でのパワハラ記事を見たが、すでに日本の精神性は先進国とは言えないのかな。国際競争力ランキングや民主主義指数なども含め、日本は下位をうろうろ中。

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デジタルだIT社会だというけれど

2023-06-25 | 写真日記

路地裏で

 

毎日のように報道されているマイナンバーカードで、右往左往している日本。政治屋や役人も一応一生懸命やっているのだろうが、トラブルは想定内の事だと思う。役人などは勉強のできる人が多いのだろうが、現場や現実社会が見えてない奴が多いのだろうな。人為的ミスなんて絶対にある。でも、それの原因が幼稚すぎるのだ。だいたい国民一人に与えられるID番号が今までなかったのは、おそらく日本くらいだろう。それをいきなりマイナンバーカード一枚ですべてに対応するなんて、お勉強は出来るが頭の悪い人の考え方だ。聞いた話だが、政治屋だってメールが使えない奴がいるらしいじゃないか。

今月の事だが、IT関係の人と話していた時に、中国ではすでに旧来の海外渡航査証(パスポートに貼るビザ)がeVISAになった話をしたが、何それ?と聞かれたので、esimのようなものですと答えたら、何それ?。会社でハンコを押す人がそれだと若い社員は困るよね。

デジタル社会は、ボーっと生きていたら取り残されるほど変革がはや過ぎる。私はすでにクソジジイと言われる歳になったが、なるべく時代に追従しながら生きたいと思っているので、同年齢の人よりデジタル世界はちょっとだけ知っている方かもしれないが、それでも変革が早過ぎて面倒だなと思う事もあるけどね。

☆先日の事、老婆がPASMOカードでバスに乗って来たのだが、残高が足りなかったようだ。でも、デポジット分で不足分は支払い完了になったが、それが理解出来ず。バスの運転手は停留所で止まったまま数分説明していたが、聞いていると親切心で余計な事を言っていたので、その人はさらに混乱したのだろうと推測。「そのカードはチャージしないと使えませんよ」なんて、言わず「この支払いは完了しましたが、何処かでチャージしてください」と言えば問題ないのになと思った出来事だった。

☆上海の交通カードは、ほとんどの公共交通機関で使える。これは、スマホでも対応出来るが、地下鉄やバスなどを乗り継ぐ場合、2時間以内の乗り換えであれば一元(約20円)の割引になる。バス運賃は2元なので半額だ。ただ、日本のようにこのカードで買い物は出来ない。

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ずっと気になっていた中華そばの店へ

2023-06-23 | 写真日記

初めて行った店のカウンターから

 

ずっと気になっていた、中華そばの看板のある小さな店「秀宝」へ行ってみた。この日は、この店に行くと決めて午前中は食事をせず、犬蔵での打ち合わせ終了後の12時前に店に入った。客は3人のみで、私の隣の老人は缶ビールを呑んでいて作業着に地下足袋スタイルのおじいちゃんと若くはないカップルのみ。

年季の入り過ぎた短冊に書かれたメニューを見て、脳震盪を起こしてしまった。ラーメンは350円で、一番高い一品料理でも650円!!??。気を取り直し、550円のチャーシュー麺をオーダーすると、麺の太さは?と聞かれ、当然ながら細麺を選んだ。厨房では高齢の奥さん一人で料理をしていた。しばらくして出て来た80歳を超えたダンナは、ビールを呑んでいた植木屋風のおじいちゃんと世間話。聞こえてきた会話の中に、「シコーキで」という聞き慣れない単語が出てきたが、話の内容から"飛行機"と解釈。そうなんだよ、ヒをシと発音するのが江戸言葉なのだ。約20年ぶりに聞いた江戸弁だが、今では下町へ行かないと聞く事が出来ない発音が懐かしくもあり、微笑ましい会話を聞きながら店の中で昭和を味わった。

出てきた中華そばの味は、そうだよなぁ、こんなあっさり系中華そばがあったよな、という懐かしい味で私好み。次回は他の料理も食ってみたいと思わせる店だったので、まだ私の嗅覚は衰えてない事を認識し来たバスに飛び乗り帰還。

☆画像をよく見ると、わかる人にはわかる不思議な画像に。動く被写体はダメと言われている設定で、あえて撮影。

 

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九段会館が新しくなっていた

2023-06-21 | 写真日記

 

地下から一階へエスカレーターで

 

 

 

 

 

 

 

木漏れ日が美しい影を作ってくれる

 

 

九段会館のメインエントランス

 

メインエントランスから外へ

 

ガラス越しの夕方の逆光は樹の影が屏風絵に

 

ここは都会の中の小さなオアシス

 

国立近代美術館からお堀の石垣を左に見ながら、東日本大震災で閉館していた九段会館が昨年新しくオープンしたので立ち寄ってみた。ここは前世紀に一度訪れた事があるので、今回は2回目。前世紀の記憶はほとんど飛んでいるが、新しく蘇りとても素晴らしい内装に惚れ惚れ。立ち寄った時間が夕方だったので、とても美しい光に出会えた。最後の画像の正面には、お堀の池に大量のハスが。

☆九段会館の歴史→コレ

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