ろうそくタワー
京都駅
バスターミナルから京都駅を
京都駅のヌケの良い空間は気持ち良い
修学旅行軍団
私の旅は、あえて遠回りするのがテーマのひとつ。例えば新幹線を使う場合は、のぞみではなくひかりに乗る。今回も岡山から京都までひかりで向かったし、東京に戻る時もあえてひかりを選んだ。のぞみとひかりでは、京都駅から東京駅までの到着時間差は約30分ほどだが、ひかりに乗ると自由席は一車両に10人も乗っていない。つまり、3列シートを独り占め出来るので、他の乗客に気を使わずゆったりと過ごす事が出来るのだ。とくに今のコロナ時期には、新幹線のひかりは最適な移動手段だ。この日の京都駅では、以前上海に住んでいた人と初めて会い駅の上で飯を。
今回の1週間の旅で分かった事は、ホテルや美術館なども含め人との対面チェックインが少なくなっている事に気付く。この日に泊まった京都のホテルは、ネット予約するとチェクイン用QRコードがスマホに届き、ホテルのフロントには人が居なくモニターがあり、チェクイン用QRコードをスキャンするとルームキーが発行されるシステムだった。そして、このホテルでの決済はクレジットカードかスマホ決済のみで、現金は一切使えないシステムだった。このホテルは、京都駅八条口から徒歩5分と近く清潔快適で6000円でお釣りが来るほど安い。そのホテル→コレ。今後は京都駅周辺に泊まる時は、相鉄フレッサインを定宿にしようと思っている。
今回の帰国で思った事は、日本でスマホ決済が始まった頃に否定的な人が多かったが、今ではやっと当たり前の事になりつつあるようだ。何事も新しい事や物に対して否定から始まる日本の悪いクセは、そろそろ改善しないと世界の大きな波に乗り遅れると思うけどね。
数日前にNHKの特番で観たのは、中国の会社が日本に製造拠点を置き品質向上を目指しているのと、アパレルもmade in Japanで高級品を製造し上海で販売しているようだ。そのひとつの理由が、日本の人件費の安さと手抜きしない日本人気質。場所にもよるが、中国の製造業に携わる人達の人件費と日本の人件費を比べると日本は現在3割ほど高いが、数年後は絶対に同程度になる。また、日本で製造した場合の不良品の発生率が異常に低いので、製品の手離れが良いとの事。円安も手伝い、不動産も含め日本は外資に買われる時代に突入したようだ。
再び日本は、製造業国に戻るかも知れないが、それはそれで日本には向いているかも知れない。でも、オーナーは外資という事になる。私は、悪い事ではないと思うけどね。
☆日本に帰国し、物の値段や外食の時の料理の質と値段を上海と比べてしまうクセが抜けない。今は円安の影響もあるが、日本の食品や外食時の飯のレベルは世界レベルからすれば相当高い。でも、働く人の賃金の安さも含め、あまりにもすべてが安過ぎる事を日本人は知っておいた方がイイね。