海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

ミラーレスカメラの標準マウントをMマウントにした

2015-10-31 | 写真日記

 

今年の夏からミラーレスカメラの標準マウントをライカMマウントにした。ソニーα7用はコシナのVM-E Close Focus Adapterを、フジのX-T1にはHawk's FactoryのM用ヘリコイドアダプターを付けっぱなしにしているので、私の所有する2社のカメラはライカMマウントが共通マウントとなっている。これで14種類あったマウントが7種類になりすっきり。

という事でフジもソニーも同じMマウントになるので、現場でのレンズ交換が楽になりマウントの組み合わせに悩む事は無い。一時期2社のカメラと各社のレンズ用マウントが増えすぎて、ひと目で何処のマウントか区別がつかなくなったのが発端。ミラーレスがメインでブランドの違うカメラを併用している人達にはお勧め。

XF56mm f1.2+X-Pro1 久しぶりに使ったが、通常の撮影には素晴らしすぎるレンズ。

☆本日から喧騒の上海から離陸し静かな日本の地方に立ち寄り東京へ。8月の一時帰国では大分の湯布院が上海だったので、それに懲りてさらに地方を目指す。どうかその場所が静かでありますようにと祈るしかない。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

RE Auto Topcor 58mm f1.4+補正レンズ付アダプター

2015-10-30 | 新博物図鑑 オールドレンズ

 

トプコール58mm f1.4はエキザクタマウントなのだが、それを一度キヤノンFDに変換し更に補正レンズ付EOSアダプターに変換した後EOS5DⅡでレンズ開放撮影。背景は上海の冬空なのでコントラストが相当低い条件だが、このレンズとの組み合わせはピッタリ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ワイングラスとボケ

2015-10-29 | 写真日記

 

古いレンズはピントが合った部分のエッジが立たないと言う人も多いが、仮にエッジが立ったとしてもそこからのボケ足が長くないと私自身好きになれないレンズになってしまう。解像力とかシャープネス至上主義から脱落した自分はすでにレンズ所有欲が薄れてきている。これは懐に優しいのでとても良いこと。

ワインバーで上を見るとグラスが逆さに並んでいた。透過光に照らされたグラスはレンズ開放のボケと相まってとても美しい。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オヤジと一緒に

2015-10-28 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

 

 

 

オヤジが子供を連れ添って仕事をしているという光景を上海では見た事がないので、おそらく地方から上海に出てきた親子と推測。五年以上前に撮影した画像なので、もうこの子は小学校高学年くらいになっているはず。

今の上海では子供をレベルの高い幼稚園に入れる為にわざわざ家を買い換える家庭も多い。一人っ子政策の影響もありレベルの高い教育を受けさせたいという親心なのだろうが、そういう幼稚園は上海の中心部にあるので当然マンションの値段も高いし幼稚園の月謝も相当高い。

時々街を歩いていると、正確できれいな発音の英語の歌が聞こえてくるので振り返ると、幼稚園児数人が親に連れ添われ英語の歌を歌いながら歩いていた。その子らの英語の発音は日本人の大人より数十倍正確でクセがない。低年齢から外国語を習うのは母国語の為にも良くないという人がいるが、母国語なんて毎日使うので自然と上達するに決まっているので心配することではない。ようは子供の頃から外国語に慣れ親しむ頭を養う事が大事だと私は勝手に思っている。

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上海の南昌路

2015-10-27 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

 

南昌路

 私が上海で街歩きをする場合、メインストリートを歩くのはあまり好きではないので、そこから一つか二つ入った小さな路を歩く事にしている。やや目的地までの距離が長くなるのだが、その方が歩いていて楽しいのと次回撮影時のロケハンにもなるからだ。街は昼と夜とではまったく違う風景に見えるので、季節と太陽の向きを計算しながら次回の撮影場所をスマホに音声録音している。

南昌路は、淮海路から一本南に入った路なのだが、フランス租界の名残がまだ残っている私の好きな路の一つ。ここも並木が並んでいて、夏はプラタナスの葉が覆い茂り建物はほとんど見えなくなる。なので、冬か春先しか撮影できない。

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする