海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

中国のサクメシは麺

2024-07-24 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

温州市楽清の海鮮麺は過去中国で食った中で一番好き

 

蘇州麺は日本人向きのあっさり醤油系で細麺+搾菜がお勧め

 

蘭州の牛肉刀削麺はたまに食いたくなる

 

新華路にあった南京麺は醤油ベースで細麺

 

 

ネギ油そば+ピリ辛ひき肉がとても合う

 

葱油そば+搾菜などトッピングが6種類もあり自分流にアレンジ

 

潮州の麺は米麺で薄塩味は日本人好み

 

四川省成都の生椒牛肉麺は唐辛子と花山椒たっぷりで病みつきになる

 

四川省重慶の生椒牛肉麺はスープ多め

 

日本の出前一丁専門店は香港では定番

 

イカ墨炒飯

 

ピーマンと卵鶏肉炒飯

 

黒金蛋炒飯は炒飯専門店だったが3ヶ月で撤退

 

過去の画像から

中国のサクメシはやっぱり麺料理が多い。過去のブログで掲載した画像からサクメシを選んだが、写真を撮ってない麺料理も多い。過去に食った麺料理で一番美味しかったのは、温州の楽清市で食った海鮮麺でスープも残さず楽しめた。

新華路に住んでいた頃は、近所に楽しめる麺屋が3件あったが、一年も経たずに撤退した店やコロナで撤退した店も多い。蘇州や南京の麺は細麺で醤油味なので日本人の舌にも合い飽きない。そして、私が勝手にヒィヒィ麺と名付けた四川料理専門店の生椒牛肉麺は、花山椒多めで唐辛子もたっぷりの激辛麺。この生椒牛肉麺を食う時は、タオル持参で行き必ずビールも一緒にオーダーしないと完食出来ないのだ。この四川人経営の店には週に2回も行っていた時期があり、汗びっしょりになりながら食っている私を見てスタッフ一同がニヤニヤしていたのを思い出す。店のネーチャンに聞くと私が食った激辛の麺は、辛さ控えめだったそうだ。

広東省の潮州の麺は、塩味の米麺で地元では朝飯に食う人も多い。この地域は海に近く海鮮も美味い地域なので日本人も合う味だ。

香港では日本のインスタントラーメン"出前一丁"を出す店が多いが、私は初めて上海で食った。でもね、この麺が40元(当時約600円)もするなら自分で作った方が数倍美味い。

最後に日本人が好きな炒飯専門店の”黒金蛋炒飯”が新華路にあった。この店のメニューは炒飯のみで8種類ほどあり、過去に私が中国で食った炒飯の中ではピカイチだった。ただ、営業開始から2ヶ月後に手抜きが始まり、作り置きした炒飯を炒め直して出すようになり客が激減し閉店。

日本に戻り3ヶ月経過したが、ラーメン屋に行ったのは2回のみ。家から近い場所に私が好きな醤油ベースのラーメン屋がないのも理由だが、この暑い日が続く今はやっぱり冷やし中華だな。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

行きたいけど行けなかった広東省の小さな村

2024-07-12 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コロナ前に行く予定だったがコロナで行けず、コロナ後も行けてないのが広東省の小さな村。この付近の夏は、絶対に避けたい季節。それは、雨季で湿度と気温の高さと台風の通り道でもあるからだ。8年ほど前に行った時に、茶の先生から最初に言われて買ったのが長靴だ。結局長靴は使わなかったが、道が冠水してからでは遅いので長靴は保険のような物。

昨年の暮れに四川省の成都に呼ばれていたが、私の体調不良で行けず。今年中に日本のアニメと漫画の大イベントが成都であるのだが、私がそれに参加するのは無理があるので今回は辞退。ただ、成都の古い街を撮って欲しいというリクエストがあり、ロケハンで成都に行くつもりだが、この街も夏は避けたい季節。蒸し暑い夏にカメラ機材を持って街を歩く事を想像するだけで、私の体は拒否反応してしまうのだ。この成都はパンダの故郷でもあり、歴史は古く遺跡も多いのと先の大戦でも被害を受けてない都市。そして、中国の四大都市の次にランクされているので、今後は面白い街になりそうな予感。そして、若者人口の流入も多いと聞いている。

☆中国には一線級都市に指定されている都市があり、順位は上海・北京・深圳・広州の順位。そして、新一線級都市の順位が、成都・杭州・重慶・蘇州と続いている。何事も飽和状態の都市より、これからの都市の方が勢いがあり面白いのは世界中何処も同じだ。

☆日本の山形県で「一日一回笑う」条例が可決!??   笑う事は良いと思うけど、山形県議員は笑える県議員集団だな。アホくさい話。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリアタイプの電球は美しい影を演出

2024-03-16 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

予約制の茶館で Nokton Classic 40mm f1.4+X-H1

ここは、一日に4組しか受け付けない予約制の茶館。一組4人以内で二時間の予約制。北側からの窓の自然光とクリア電球(磨りガラス無し)と室内光のミックス光下での撮影。

 

 

光源はクリア光電球+室内光 ランプシェードの影が美しい Nokton Classic 40mm f1.4+X-H1

 

 

西陽の太陽光とクリア電球の影のミックス光 潮州の茶館でX-Pro2+Summarit 5cm f1.5

 

画像は潮州の茶館のコンクリート床面。右側の黒いシミ状と左側のテーブルの下には美しい漢字の影が。これは入口のウィンドウガラス一面に漢字の文字が書かれていて、西陽の時にしか見ることができない美しい漢字の影。テーブルのエッジ部分には、太陽光とクリア電球のシャープで美しい影が小宇宙を作り出していた。私がこの床面を撮っていると、不思議そうな顔をしていたオーナーは、この美しさに気がついてないようだった。

 

 

新華路に住んでいた頃の自宅茶室 竹製の鳥籠にクリア電球を仕込んだ手作り照明

 

日本ではほとんど使われる事のないクリア電球(すりガラス状ではないガラス製)は、こちらではスタンダードだった。この電球は直視すると眩しいので見た事も使った事もない日本人は多い。でも、このクリア球は点光源になるので太陽光に近い美しい影を演出してくれる優れ物。

今こんな光を作ろうと思っても無理。それは、LED電球のほとんどが、平面にLED素子を並べているだけだからだ。これが無理でもLEDライトのリフレクターを外せば太陽光の近い光は演出できるが、大光量のLEDは小さなLEDチップの集合体なので、そのままではLEDチップの数だけ醜い影が出来る。なので、そのLEDチップの集合体の前にディフューザーを付けるしかない。こんな光をストロボ光で演出するにはUタイプの発光管(バルカーやトーマスやその派生の写真電気工業)しか出来ない。そのU型チューブをリフレクター無しで使えば近い効果が出るので、一部のプロ写真家はペンシルライトと言い私も使っていたが、今は元アシスタントが使っている。

 

今現在小型のUチューブが使われているのはGODOXの小型ストロボLux Seniorのみ(折り畳みのリフレクターは外して捨てた)

 

この"Lux Senior"のガイドナンバーは20ほどで、シンクロコード専用のラジオスレーブも使える充電式ストロボ。今はデジカメの感度を上げても全く問題ないので、室内での人物や物撮りに太陽光に近い光を作るには十分使えるが、慣れないと室内の定常光とのバランスが難しいかもしれないね。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こんなPRがあった上海

2024-03-14 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

かつての日本にもあったサンドイッチマンの進化系

 

店の呼び込み 

過去の画像から

トップの画像は、日本にも昔あったサンドイッチマン(お笑いの彼らではない)の進化系。進化したのは、サンドイッチではなく背中のみが光る看板で相当人の目を引きつけたが、その後消滅。二番目の画像は、突然立ち退きが決まった古羊路付近で客が激減した頃。若い女の子が飲食店の前でチラシを渡すだけだが、効果は無かったようだ。

私が2003年に借りたマンションのエレベーター内部にはモニターがあり、車やPCなどの静止画広告が流れていて驚いた。聞くとSDカード差し込み口があり、人海戦術で定期的に広告を更新していた。今ではどこのエレベーター内にもモニターがあり、動画広告が普通に配信されているのが当たり前になっているが、もちろん人海戦術ではなくネットで更新。

現在ネットでオーダーすると、地方からの配送も劇的に早い。カメラ機材屋に行ってもあまり売れないアクセサリー類は在庫を持たない店が多く、店主にネットで買えと言われる時代。私が今住んでいるアパートの入口内には、フロアーの右半分は宅配便の受取エリアがあり、ネットで買えない物はない。また、飲料水の自動販売機も設置されている。荷物が届くとスマホの通知が来るし、荷物が無くなる事はまず無い。

☆今は大相撲大阪場所が始まったので、夕方の楽しみに。大阪場所は荒れると言われているが、もうすでに荒れていて誰が優勝するか。個人的には知り合いの豊昇龍を応援しているが、さてどうなるのか。

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

X100Fトラブルは色が乱れる

2024-03-04 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

GFX50SII+CanonEF85mm f1.8+クローズアップレンズ500D

 

X100Fのカラー画像がモニター上とデータまで乱れるのは3回目で、今回もリセットしたら使えるようになった。ただ、カメラ内RAW現像ができないのと、フィルムシュミレーションを選択してもモニターの色が変わらないのは以前と同じ。まぁ、私の場合はMac上でRAW現像するので使えない事はない。修理に出すとおそらく基盤交換で数万円はかかると思うので、このまま使い続けるつもり。デジカメは家電なので、いつか寿命が来る。X100Fの後継機100Vからレンズ性能がアップしたが、私はこの旧タイプのレンズ描写の方が好き。そういう意味でもXF35mm f1.4は手放せないレンズの一本。このX100Fのフードは、PENTAX-DA 40mm f2.8用のレンズフードでケラレず使えるので重宝している。

☆昨年は師匠が亡くなったのはメールで知った。そして、大学の同級生と元シェフが亡くなっていた事が今年になって発覚。その二人の事を知ったのは、知らない人のネットの書き込みだった。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする