中国の葬儀の後の邪気払い
前世紀に上海の路地を撮影していた時、路面にチョークで円を描き何かが燃えた跡を何度も見た事があったが、その意味が分かったのは今世紀に入ってからだ。これは、葬儀の後に当日使った喪章や紙銭を燃やし片足で跨ぎ邪気を払うという意味がある。日本では、塩で清めるという方法があるが、それと同じだと思って良い。
世の中が急速に発展したり複雑になると、当然それに追従出来ない人も増えてくるのが現実。そんな時に、何かよりどころになるようなものがあれば、少しは救われる人が増えるかもしれないが・・・。
「親死ぬ、子死ぬ、孫死ぬ」が理想なのだろうが・・・。
GFXの44x33mmセンサーで、人間の目で見た遠近感を再現するのに一番適しているのは、標準レンズの63mmより少し長い75mmくらいが丁度良い。という事で、私の場合はPentax FA77mm f1.8を常用している。このレンズは、GFXの44x33をカバーしてくれて、全長も短くコンパクトでレンズの描写性能もまったく問題ない。以前は、フォクトレンダーの75mm f1.8を使っていたのだが、このレンズは全長が長くやや重いので嫁に出してしまったのだ。
このFA77mmとPentax43mm f1.9の2本があれば、私の場合はほとんどの撮影をカバーしてくれる。
約20数年ぶりに永平寺へ。連休が終わった日だったので人も少なめだったが、10連休の永平寺を想像するだけでも、ゾッとする。
この日、天気が良過ぎてシャッターを押す回数が激減。GFX50RとPC Nikkor35mm f2.8とPentax FA77mm f1.8のみ使用。
北陸新幹線の早割を利用して、数十年ぶりに金沢へ。連休最終の6日に行ったので、何処へ行っても人が少なく快適。地元の人に聞くと、連休中は恐ろしいほどの観光客で、店を経営している人達は食事が出来ない日が続いたようだ。何事も人の逆をやると良い事ばかり。
この日は、GFX50R＋Pentax FA43mm f1.9とPentax FA77mm f1.8のみ。
