海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

Summilux R50mmf1.4のボケ

2015-09-12 | リコーGR GXRで撮る上海

ライカのR用ズミルックス50mm f1.4をリコーのGXR A12マウントに取り付けて開放で撮影したのだが、あえてピントを外しボケだけで遊んだ画像。以前にもブログで掲載した画像だが、あえて掲載。

 

ライカR用ズミルックス50mmのボケは惚れ惚れするくらいに美しい。であれば、ボケだけでどのくらい絵作りが出来るのかをバーカウンターで試してみたのが本日の画像。ピントはバーカウンターの奥に飾られている男の絵だが、ワイングラス越しなのではっきりと描写されていない。

 

ワイングラスの美しさは、グラスの足の部分から上に向かって伸びる曲線の美しさに尽きる。 

 

ズミルックスの前ボケ

 

ライカR用のズミルックス50mm f1.4の開放描写は、ピント面から後ろがいきなりボケ始めるのが特徴。このレンズは大きく重いのが一番の欠点だが、絶対に手放せないレンズの一本。

☆ライカレンズの近接テスト→コレ

Summilux-R50mm f1.4を開放で使用 GXR A12Mount

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上海は春真っ盛り

2015-04-12 | リコーGR GXRで撮る上海

やり狂ってます、撮影を

 

新華路の自宅からGRを片手に映画館の地下スーパーまで歩いていると、新華路のど真ん中で撮影中。カメラマンがどんな演出をさせるかしばらく観察していると、やっぱりやらせた。写真を撮る場合に先を予測して待つ事も大事なことで、前世紀にパノラマで撮影していた時は場所を決めたら1時間以上待った事もあった。待つと必ず良いチャンスが巡って来るし、待たないと二度と撮れない事もある。

 

フロントがチリトリの形をしたランギニが

 

あと一月半もするとプラタナスの葉で建物は見えなくなる

 

いつも並んでいる肉まん屋

 

いつも人が並んでいる肉まん屋。一度だけ買って食べた事があるが、それ以来食べてない。こんな天気なのでちょっと遠回りして戻ろうかとも思ったが、明日の帰国準備もあるので素直に直帰。

噂によるとこの3月に相当数の日本人が上海から帰任したと聞いている。2012年の半日デモがあった翌年もかなりの数の日本人が日本に帰国し毎年増えているらしい。反日デモの時でさえ何の通達も来ない日本領事館から、珍しく数年ぶりにメールが来て在留届けを出せと言って来た。まぁ、こんなもん登録したって何の役にもたたんのだが・・・。

明日の昼便で東京へ。 

GRで撮影

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アートを1枚買った。

2013-09-05 | リコーGR GXRで撮る上海

 

買ったというのはウソでアートでもない。行きつけのバーの天井の一部を撮影。上のアートのようになった天井は、天井裏にあるエアコンの配管ミスで雨のように水が漏りだして乾いた跡。ペンキの剥がれとカビが作り出した模様なのだ。

私が住んでいる国で一番よく起きるトラブルに水漏れがある。私が2003年に一度経験した水漏れは、床から湧いてきた。当時はマンションの一階に住んでいたので、床下を通っている水の配管が壊れてPCルームが水浸しになった。幸いMACは、床置きにしてなかったので助かったが、しばらくフローリングの床が恐竜の背中のように波打っていたのを思い出す。

こちらでは何が起きるかわからないので、危機管理能力がかなり高まる。自分の身は自分で守らなければならないので、外で道を歩く時も部屋の中に居ても油断は出来ない。電球が突然爆発して破裂したりコンセントから火が吹き出たりガス漏れや不完全燃焼や買い物時の偽札識別能力など、ありとあらゆる事に神経を使わなければ生きてゆけないのだ。なので、日本に戻ると安心して暮らせる事に安堵するが、2週間もすると慣れて危機管理能力がかなり下がる。安心して暮らせる事はすごく大事で良い事なのだが、それに慣れたまま海外に行くと面食らうのがオチ。同じアジア人でも日本人の顔が一番穏やかなのは、生活する上で安全度が一番高いからではないかと思っている。

一番大事なのは自分自身なのだが、次に大事なカメラ機材は必ず防水機能が完全なペリカンケースのお世話になっている。

RICOH GXR Nokton 40mm f1.4

 

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Canon50mm f1.4 Lマウント

2013-08-03 | リコーGR GXRで撮る上海

 

良いレンズなのだが以外と人気がないのが、Lマウント仕様のCanon 50mm f1.4。GXRのA12マウントに取り付けてみた。

このキャノン50mm f1.4のシリアル番号を見ると6桁になっているので、ほとんど最終ロッドに近いのかも知れない。このレンズがデビューしたのは1957年だが1959年にマイナーチェンジされている。

この頃のキャノンLマウントレンズは、f0.95やf1.2などが有名だったので、以外と人気がないので比較的安い。と言っても今は当時の定価より高く販売されている。(当時19500円)

この夏休みは、これ一本で過ごす。

Canon FD50mm f1.4 補正レンズ使用

 

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人民広場の中のBarで

2012-11-26 | リコーGR GXRで撮る上海

 

人民広場の中にあるBarで、一年前に撮影。RICOH GXR A12MOUNTが仲間入りしてNokton classic 40mmf2を楽しんでいた頃だ。

 

感度を上げレンズ開放で約1/1000secが使えるので、ワイングラスを揺らして白ワインを撮影。

 

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