海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

19参Ⅲ老場坊は上海の屠畜場だった

2021-04-15 | 遠い記憶 現代のレンズ

現在はイベントホールや音楽学校やカフェで賑わっている

 

内部は迷路

 

最上階はイベントホール

 

屠殺場の焼却炉をオフィスに改装

 

久しぶりに19参Ⅲ老場坊へ行って見たが、平日という事で人は少なめ。ここはイギリス人建築家によって1933年に建てられた東洋一の屠畜場だった。これとまったく同じ建物が世界に3つあり、本家イギリスとアメリカにもあるそうだ。戦時中は一時期日本軍が占拠した時もあった。私がここへ初めて入ったのは2004年でまだ閉鎖されていた時だが、オーナーからのご好意で特別に中を見せてもらったのが最初。その後2006年、私のTVドキュメント番組でロケをしたが、その時も閉鎖中だった。

何度かブログネタにした場所で閉鎖中の画像あり→コレコレコレ

 

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私にとっての夜用レンズはオールドレンズしかない理由

2021-04-13 | 遠い記憶-日本-オールドレンズ

赤提灯が並ぶ呑屋街 横須賀の若松マーケットで

 

赤提灯のある裏路地 若松マーケットで

 

別府の裏路地で

 

私の所有レンズの中に、主に夜用と決めているレンズが数本ある。ただ、どのレンズもf値がf1.4と明るいレンズがほとんど。そこで欲しかったのが、開放f値が暗く開放付近で撮ると少し滲むレンズだ。そんなレンズは最新のデジタル用レンズには存在しないので、どうしてもオールドレンズに頼るしかない。

私の眼は、近視と極度の乱視(月が3つ見える)とここ数年遠視も混ざるオールド眼球なのだ。つまり私が夜に見る風景を最新のデジタル用レンズで撮影すると、あまりにもシャープ過ぎて世界が違って見えるのだ。

昨年の春に広東省のとある街を撮影する予定だったが、新型コロナウイルス問題でぶっ飛んでしまった。そこを撮るには、最新のデジタル用レンズでは表現できないのだ。今年いつ日本に戻れるかまだ未定だが、ドイツからf値の暗い夜用の105mmのレンズが東京に届いているのでテストが楽しみだ。

☆私が特に夜用(昼でも使う)に使うレンズは、Nokton Classic 40mm f1.4・Summarit 5cm f1.5・Pancolar 50mm f2・MC Rokkor 50mm f1.4・MC Rokkor58mm f1.4・Oreston 50mm f1.8・ Elmarit-M 90mm f2.8・Hektor135mm f4.5(少しクモリあり)・Telemegor 180mm f5.5などがある。

☆画像は、夜用レンズ部類に入れてあるNokton Classic 40mm f1.4 開放で撮影

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地下鉄のホームで

2021-04-11 | 写真日記

強いんだよね女の方が

 

上海の街をうろついていると、時々男女の喧嘩に遭遇する事があるが、しばらく様子を見ていると女の方が実権を握っている場合がほとんど。この二人はまだ学生だが、二人の関係はよくわからない。面白いのでしばらく静観していると、すねているのは男の方。

19世紀ごろの事だが、上海は男耕女織と言われていた時代があった。上海は綿織物で栄ていた時代の事だが、男は畑を耕し家事一切を取り仕切り、女は金になる織物を織って一家を支えていた時代があった。その名残なのか、上海は絶対に女の方が強く家庭で実権を握っているのは女房の方である場合が多すぎる。

☆X100Fは、スナップに最適なカメラだ。もう少しワイドが好きな人はリコーのGRしかない。

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Hektor135mmf4.5(Viso)+GFX50Rの描写

2021-04-09 | GFX50R+オールドレンズ

 

GFX50R+Hektor135mmf4.5 f5.6で撮影

 

GFX50RにHektor135mm f4.5をViso変換し、さらに接写リングを使用したので、撮影距離は被写体からレンズ先端まで50cmくらいかな。このレンズ、ピントが合った場所からのボケ足がすごく良い。Elmarit90mm f2.8(M)も同じくらい良いレンズなので、この2本があれば他の長玉は必要ないくらい。

ヘクトール135mmは、現代のレンズと比べるとコントラストが低いのでピント合わせは難しいが慣れるしかない。また、開放f値がf4.5だが実際の撮影ではちょうど良い値で、開放でも十分使える優秀なレンズだ。ただし、逆光に弱いのでハレ切りに注意。画像はスクエアで撮影したが、もちろんGFXの44x33センサーをカバーするのでお勧めレンズだ。この、Hektor135mmf4.5をひとことで評価すれば、地味だがとても上品なお嬢様のような描写をするレンズかも知れないな。

Hektor135mmf4.5とElmar135mm f4とTele-Elmar135mm f4、そしてElmarit 90mm f2.8もViso変換すればGFXのセンサーをカバーする。

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思南書局 詩歌店は上海でもっとも美しい書店

2021-04-07 | 写真日記

夕方がお勧め時間帯(X-H1で撮影)

 

店内の本棚はスチールで構成(スマホで撮影)

 

日本のコーナーも(スマホで撮影)

 

芭蕉の俳句が(スマホで撮影)

 

2019年12月にオープンした思南書局 詩歌店は、上海でもっとも美し書店だ。ずっと前から行きたかったのだが、完全予約制だったのと人気スポットなので人多過ぎ状態だったのでためらっていたのだ。この建物は、1932年に建てられたロシア正教の教会だった。その後、オフィスになったり工場として使われていた時代もあったようだ。この書店は、詩集がメインで世界各国の詩集を集めた大人の空間で内装も素晴らしい。この中に日本のコーナーがあり、正岡子規や松尾芭蕉や石川啄木など多くの日本人作家の翻訳本が並んでいる。

日本は書店が閉店の傾向にあるようだが、上海は行ってみたくなるような内装の素晴らしい書店が数多くオープンしている。それらほとんどが、カフェやレストランなどを併設しているのが特徴だ。

☆今はWeChatで完全予約制だが、夕方の閉館前(19時閉館)だと手書きで名前と携帯電話番号と健康QRコードを提示すれば予約は不要だ。場所は思南路から皋兰路に入ってすぐ右にある。店内にはカフェもありとても落ち着いた空間が広がっている。

☆店内でカメラでの撮影は禁止だが、スマホなら撮影可能。という事で、店内はiPhoneで撮影。

 

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