海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

ecbo cloakが便利そうだ

2019-06-20 | 写真日記

 

旅先で困るのがスーツケースをどう運ぶかが問題。私の場合は、上海から日本に到着した場合は、一軒目の宿で必要最小限の荷物のみ残して宅急便で東京まで送る事にしている。ただ、そういう訳にいかない場合もあり、駅のコインロッカーに預ける事もあるが、これが結構空いてない場合が多い。スーツケースゴロゴロ部隊に成り下がるのはイヤなのでネットで探してみると、ecbo cloakというサービスがある事がわかり早速スマホにアプリをダウンロードして契約。

「ecbo cloak」とは、街の喫茶店や美容室などで荷物の一時預かりを受け付けてくれるサービス。スマホの位置情報を利用し、近隣のecboと契約している店を探して予約するだけ。例えばスーツケースは600円で、それより小さな物は300円と良心的な値段。決済は自分の登録したクレジットカードで引き落とされる仕組み。

ネット上で自分がこれから行く場所を検索してみると、都市部では結構たくさん見つかるが、地方ではまだあまり普及してないようだ。一部では、郵便局での対応も増えているようなので、おそらくこれから相当広がりそうな予感。今後、私も積極的に使ってみようと思っている。

 

 

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スマホ決済と財布

2019-06-17 | 写真日記

中国ではデュアルSimアンドロイド  日本ではiPhone そして財布はなし

 

日本は新しい事や物に対して、まず否定から入る国民性なので、つくづく保守的な国民性だと思うようになったのは、私が海外に住み始めてからの事。時々日本のサイトを見てみると、スマホ決済に対して否定的な意見も多いし、日本では普及しずらいという意見も多いようだ。これは、日本は決済手数料が高すぎるので、店側も積極的に導入しないのも原因の一つ。また、現金の方が安心できるという人も多いらしい(何が安心なのかわからんが・・)。とある人のサイトを読んでいると、現金決済が無くなるような事を平気で書き込んでいる人を見かけるが、もうこれは笑うしかない事例。スマホ決済が嫌な人は使わなければ良いのであって、そういう人達は現金で決済すれば良いだけの話。

私の場合、上海ではほぼ100%スマホ決済だ。理由は、便利なのと小銭を持ち歩かなくても良い事と、受け取る側もスマホ決済を前提にビジネスが展開しているからだ。こちらの事情を知らない人が多いようなので、ちょっと説明しておくが、支払い時に店側のQRコードを客が読み取ってから客が金額を入力しパスワードを打ち込むのが一般的だと思っている日本人が多いが、今は店側が簡易読み取り機を持っているのが当たり前なってきているため、支払う側は自分のQRコードを表示して読み取り機にタッチするだけで終わりなので、その時間は約1.5秒くらいで決済は済んでしまう。たまに現金で支払っている人を見かける事もあるが、相当稀な事例だ。私は上海で財布を持ち歩いた事はほとんど無いが、日本でも先月から財布をやめてマネークリップ付きのカードケースに変えたのだが、軽くかさばらないのでとても重宝している。

今は世界中で様々な電子決済が広まろうとしているが、そのうち各社提携が進み世界中どこでも自国の電子決済が、その日の為替レートで使えるようになると私は思っている。そうなると、行った先の国の通貨に両替する事も無くなるし、両替時の手数料もガッポリ取られる事もないし、使えきれず他国の通貨が余る事がなくなる。日本では数多くの電子決済会社が客を奪い合っているようだが、最後の残るのは海外の電子決済会社と提携出来て世界展開出来る会社だろう。日本の銀行も電子決済で割れているようだが、まともに残るのは今年の秋に始まるBank Payの方かな。

今月末に九州で二泊し東京へ向かう予定だが、地方も含め電子決済のみでいかに旅が出来るかを試してみようと思っている。

 

 

 

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すでに始まっているゴミの分別 上海

2019-06-12 | 写真日記

ゴミ捨場も新しくなった

 

日本では当たり前になっているゴミの分別廃棄だが、上海でも数ヶ月前から予行演習的に始まった。7月からは、この分別に違反すると罰金を食うらしい。という事で、ゴミ廃棄場所にはジジババが見張り役で座っていて、ゴミの中身をチェックするのだ。こちらの分別種類は、生ゴミ・リサイクルゴミ・有毒ゴミ・その他のゴミと四種類ある。生ゴミの中には漢方薬も含まれているが、普通の医薬品は有害ゴミに入れられているのはとても正しい選択。ゴミの中身までチェックされるのは気持ちの良いものではないが、こちらのルールなので従うしかない。

 こちらでは、昨年から車のクラクション禁止になり、今年から交通ルールが歩行者優先になり、7月からはゴミ分別の徹底へと、環境に対して随分と敏感になってきているのはとても良い事。でも、交通ルールは、電子警察のカメラが見張り違反するとすべて罰金が課せられるから実現できた事例。上の画像は、ゴミの見張り番が飯を食いに行っているようで、廃棄口がロックされていた。近所のオヤジが仕方なく路面にゴミを置いて立ち去っていったので、私もそれに従い飯を食いに。
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人民広場から南京路を

2019-06-10 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

人民広場から南京路を 

 

前世紀は魔都と言われていた時代が長かったが上海だが、最近は高層ビル街上海と言った方がピッタリ。何年前か忘れたが、上海は世界で一番高層建築の多い都市になり、地下鉄の総延長距離も世界一になりとても便利にはなった。では、上海の魅力は何と聞かれたら私も答えに困ってしまう。

最近の上海は、100m歩けば必ず珈琲が飲めるくらいカフェが乱立している。客が入っているかというと、入っている店もあれば、暇を持て余して鼻糞をほじくって客待ちをする店もあり様々。私の自宅近くのスタバは客が激減し周辺の中国人経営のカフェに客が流れているようだ。そのスタバから50m先に出来たばかりのカフェは、客が来ず半年で撤退し今度は麺屋に改装中。

以前は、本場の中国茶を楽しめる茶屋があり結構楽しめたが、最近はほとんど見る事がなくなった。これも時代の流れなんだろうね。

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GFX-LeicaMマウントをKiponからNOVOFLEXに交換

2019-06-07 | GFX+オールドレンズ

左がNOVOFLEX  右がKipon

 

 

 

左がNOVOFLEX  右がKipon  裏面



 左がNOVOFLEX  右がKipon レンズ着脱ボタンの違い

 

 

 

このレンズ着脱ボタンの構造が、他のマウントアダプターと干渉してしまう場合がある

 

先日、NOVOFLEXからGFX-Leica-Mマウントが出ているのをネットで見つけて、上海の友人のカメラ屋に取り寄せてもらった。そのマウントを手に取ってみるとさすがにMade in Germanyだけあって本当によく出来ているので、その場で購入。別にKipon製が悪いわけでは無いが、NOVOFLEXのマウントはレンズの事を知り尽くしているようで、レンズの着脱ボタンの構造がとてもよく考えらているのと無駄が無いデザインも好感が持てるしKipon製より軽い。

マウントの裏側を比べると、kiponは四枚の板バネでレンズマウントを押さえる構造になっているが、NOVOFLEXにはそれが無いのは精度の問題かな。それと、NOVOFLEX製に交換した最大の理由は、レンズの着脱ボタンの出っ張りがほとんど無い事。この出っ張りが無いので、他のMマウントアダプターと併用した場合に、このボタンとアダプターが干渉しないのはとてもありがたいのだ。例えば、K&F製のMD-LMやPK-LMアダプターを併用する場合に、NOVOFLEX製はレンズ着脱ボタンに干渉せず問題なく使える。

このNOVOFLEX製GFX-Leica-Mマウントは、中国でも売れているらしく今は在庫切れで入荷待ちになっているそうだ。最近の中国製のアクセサリー類は、昔と比べると相当良くなってきているが、詰めが甘いのが現状だ。

 

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