海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

上海で演歌

2010-11-30 | 写真日記
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今日、久しぶりに知り合いの中古カメラ屋に行くと懐かしい日本の演歌が流れていた。
老板(こちらではオーナーをそう呼ぶ)に聞くと、彼が日本で働いていた頃買ったCDだと言う。アルバムタイトルは、「永遠のデュエット」ふーむ、そう言えば、最近デュエットという言葉も聞かなくなったので、永遠の・・というタイトルの意味もわからなくない。
カメラ屋に居る間、ずっとこのCDを聞いていると、忘れていた昔の記憶が蘇ってくるのが不思議だ。そして、何よりわかった事は、演歌は歳をとらないと本当の意味がわからないと言う事だ。
もう一度、昔の演歌を本気で聞いてみたいと思った日だった。
トプコール58mm f1.4    後ろの100元札は偽物(店に行くとよく飾ってある)
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上海 上へ下へ

2010-11-29 | 遠い記憶 現代のレンズ
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上海は、万博が終わって静かになり道路の渋滞もかなり減った。一時期の高速道路のブルーのネオンも消され電気の節約モードに切り替わったようだ。
上海郊外の工場は今大変だ。電力不足で週の半分以下は電気がストップしているそうだ。自家発電で操業している工場もあるようだが、これでは限界がある。
就労者も足りない電気も足りない。これが今後解消するのかどうかもわからないが、すぐに解消されるはずがない。
物価の高騰、不動産は低空飛行、大学を出ても働かない若者が増え老人は増え続ける。全部が下がる訳ではないが、上がるスピードが鈍ってくるような気がする。
最近の街の様子は、ゆっくりと少しずつ下降線をたどる前ぶれのような雰囲気を感じる。
キャノンFD50mm f1.4
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路地裏上海 デジタル写真館

2010-11-28 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ
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前世紀の話だが、上海のデパートの1階で即席デジタル写真屋というのがあった。客の顔をその場で撮影しその場で好きなボディに合成してくれるサービスだった。
当時は珍しさも手伝って大人気だったと記憶しているが、アッという間に無くなった。
 
この写真は、現在路地裏にあるデジタル写真屋だが、見本の写真を見ていると何だかエロ本のようないやらしさを感じる。
 
キャノンFD50mm f1.4
 
 
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アマチュア同士の言い争い

2010-11-27 | 写真日記
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以前の話だが、大勢の人が集まっていて怒鳴り声が聞こえてきた。見てみると白人対中国人の戦いである。火種は、カメラの部品の話なので野次馬にならざるをえない。

 

事の起こりは、白人のカメラマンがPKマウントのレンズをキャノンのEOSボディに付ける為のマウントアダプターを購入して使用したら、カメラのミラーにレンズの部品が接触しカメラのミラーを傷つけてミラーの精度が落ちたので修理しろと怒鳴っていた。

彼は、相手の反論にやたら「私はプロのカメラマンだから・・」を連呼していた。

 

店側の言い分は、売ったアダプターはPKマウントのレンズをキャノンのEOSに付ける事はできるが、EOS5Dなどのフルサイズ一眼レフに付ける事が出来るとは言ってなかったようだ。つまり、彼は客からPKマウントのレンズをキャノンのカメラに付ける事のできるマウントを売っただけで自分には責任がないと言っている。

 

この2人の言い分を聞いてカメラに詳しい人なら、2人共カメラの知識浅いシロートだと即理解できる。

店の良くない所は、他社製のレンズをカメラに付ける為にはカメラとレンズの構造上の知識が必要なのだが、それをまったく理解せず販売しているところだ。

この国は、それが非常に多い。また、プライドが高過ぎるので「知らない」という言葉を絶対に言わないので非常にやっかいだ。

できる?と聞いて「出来ない」と答える人は稀な存在だと思ってよい。

また、「出来る」という言葉が返ってきてもそのレベルは非常に低い事が多い。

つまり販売店としてプロ意識が欠けている。

 

次に、その自称プロカメラマンだが、彼はプロのカメラマンとして機材の知識レベルが非常に低い事がよくわかる。

なぜなら、プロであればカメラの構造がわかっているのだから、このレンズはアダプターを介せば使えるかどうか判断できるはずで、それを確認せずに使用したのだから完全にカメラマンとしてのプロ意識が欠けている。

この争いは、学校の体育の時間にプレイするバスケットボールのようになって来たので私は退散したが、その後どうなったのかは知らん。

 

☆写真と文章はまったく関係ありません。

 

 

 

 

 

 

 

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上海 2本の超高層ビル

2010-11-26 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ
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上海で最も高い超高層ビル2本。この2つより高いビルを今建てている。完成は何時だったか忘れたが、この浦東で超高層ビルはこれで打ち止めだと聞いている。
外灘の1900年初頭の古い建築物と、この最新の建築物は100年後はどのようになっているのか気にかかる。以外と、外灘のビルの方が朽ち果てずに残っているような気がする。
キャノンFD28mm f2
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