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海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

DXOのPureRAWは私にとって必須ソフト

2025-05-30 | 写真日記

フジのX用単焦点レンズ18mm 歪曲収差OFFでDNG変換後にLighatroomでエテルナ現像

 

フジのX用単焦点レンズ18mm 歪曲収差ONでDNG変換後にLighatroomでエテルナ現像

 

 

DXO PureRAWのDeepPRIME XDで収差補正だがシャープネスのみoffに

 

上海滞在中の約17年間の撮影はCapture1がメインRAW現像ソフトだったが、今から約2年ほど前からDXOのPureRAWを使う事を前提として、LighatroomをメインRAW現像ソフトに切り替えた。DXOのPureRAWを使う理由は、高感度ノイズを気にすることなく撮れるのが一番の理由。そして、カメラの純正レンズを使う場合に様々な収差を自動補正してくれる。これは、ワイド系ズームレンズを使う時に必須だが、単焦点レンズを使う時にも便利。普段の撮影ではほとんど気にしないが、歪曲収差に気を遣う室内や建物を撮る場合は後処理がとても楽なのだ。二番目の画像の赤枠はレンズ収差補正後にトリミングする枠。

画像は私の大好きなフジのXシリーズの18mm f2(旧型)で、このレンズは通常使用でも歪曲収差は気にしてないが、建物を撮る場合はPureRAWのDeepPRIME XDで補正する事にしている。ズームレンズを筆頭に単焦点レンズでもレンズの収差は残るのが当たり前。なので、DXOのPureRAWを使う事を念頭に撮影した方が楽だし、それがデジタルカメラの良さだ。つまり補正前提で、撮影するって事ね。今のデジカメは高画素過ぎるので、トリミング前提で撮影しても全く問題ないしね。

そして、Lightroomはフジのフィルムシュミレーションに対応したRAW現像が出来るので、私のスタンダードにしているエテルナかプロネガスタンダードを選びRAW現像した後に、色温度などを少し調整。あっ、それとカメラのホワイトバランスは常にデイライトが基本ね。

☆画像は、日本の中国語テキスト連載期間中に撮影した孫科(孫文の長男)の自宅。本来この建物は、ラズロ・ヒューディック(スロバキア系ハンガリー人)が自分の自宅用に建てたが金銭的トラブルに巻き込まれ、それを解決してくれた孫文の長男の孫科に格安で売った建物。現在は、上海の"上生新所"内にあり一般公開されていて必見の価値がある。コレ→コレ

 

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旅の宿は食事なしが良い

2025-05-27 | 写真日記

 

瀬戸大橋マリンライナー内

 

瀬戸内海

 

日本の旅館などに泊まると一泊二食付きの宿が多過ぎるが、これを嫌がる観光客が多いという記事があった。もうこれはずっと私も思っていた事で、私は日本の地方へ行く時は素泊まり宿しか選ばない旅をしてきた。日本の宿の一泊二食付きは、囲い込み文化の典型。宿は地域文化と共に歩むべきで、周辺の飲食店と共存して初めてその街の文化が生まれ街が活性化すると私は思っているし、海外では当たり前の事。

☆私がフリーになった駆け出しの頃に、TVの警察ドラマで地方ロケに10日ほど行った時の話。100人を超えるスタッフの夕飯は一泊二食付きだった。でも、夕飯を宿で食うスタッフは1/3ほどで、余った夕飯のほとんどは廃棄処分に。で、ドラマのスタッフに聞くと、「日本中何処のロケ地でも連泊すると宿の飯は同じようなメニューで飽きるんだよ」と。その通りで、その県原産の肉料理がメインで、あとは刺身と天ぷらが定番として毎回付いてくる。これを毎日食わされると、そりゃ飽きるよね。これって、今もほとんど変わってないと思う。

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中国で夕飯に招待されたら

2025-05-25 | 写真日記

2023年のメニュー(孔乙己酒家)

 

紹興酒メニュー(孔乙己酒家) 同じ銘柄でも何年ものかで当然価格は違う

 

非日常でもある旅の楽しみの一つは、その土地の食文化を楽しむ事で、これは訪問国に敬意を表する意味もある。中国では日本以上におもてなし文化が残っていて、その典型が遠路はるばる訪ねて来てくれた客人に対する接待の一つが夕飯だ。こんな時、食べたい料理があるかと必ず聞かれるが、メニューを見て一品でも良いからリクエストに答えるべきで、何も言わないというのは相手に対して逆に気を遣わせる事にもなる。今は写真付きメニューも多いので、写真を見て指差せば良いし、例えばこの土地の名物を食いたいと言えば良い。これはビジネスや観光でも同じで、初めて会った人との夕飯はお互いを知り合う上で一番大事な時間なのだ。

私が地方の工場へ行き来していた頃の話。とある製造会社のボスに聞かれた事は、日本の輸入会社は本社工場に来て仕事の話を30分ほどで終わらせ次の工場へ行ってしまうので、相手の顔も覚えられないと。そんな場合、工場側は客なので容認しているが、深い関係を築けず融通もきかない関係になってしまうと私は思う。実際こんな事例は、日系の会社のみだと聞いている。

☆日本人の遠慮文化は、海外では「何を考えているのかよく分からない日本人」と言われているほど、見えない壁になっている。日本人は、自分が逆の立場で考えれば分かる事だと思うけどね。その点、過去日本人女性が上海に来た時は何事もはっきりしている人が多いので、アテンドする私にはとても楽だった。アッ、それと中国では割り勘文化は無いからね。

 

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ドコモ回線が繋がらない溝の口駅付近

2025-05-23 | 写真日記

溝の口駅前

 

最初に書いておくが、日本では格安Simしか使ってない。

昨年も何度か経験したが、スマホのドコモ回線が圏外になる現象が3回。場所は溝の口駅前マルイの一階の店舗内とその前の通りで、復帰までに15分以上かかった。こんな時、スマホを再起動した方が早く復帰する時もある。そして、数日前に溝の口駅南口バス停付近で通信圏外に。大都市圏でdocomoが繋がりにくいのはよく聞く話だが、今だに解消してない場所も多い。平時でこれでは、災害時はどうなのかと思うと怖いよね。

 

私のiPhone13の設定

 

 

私は現在予備も含め3台のスマホを持っていて、iPhone13がメインで古いiPhone8(予備)と古い格安アンドロイド1台。上海でも日本でもSimを2回線契約していて、常にスマホは2台持ち歩いている。日本でのメインはDocomo回線格安SIMのiiJmioで5GB月額950円。予備回線は、AuのPovoを使い1GB契約で180日有効1260円。Povoはいざという時の予備回線なのでこれで十分足りているが、専用アプリでいくらでもデータ量を買い足せるので、上海を行き来する私にはピッタリの格安Sim。日本は地震も含め自然災害の多い国。今や無線通信は電気ガス水道と並ぶ絶対必要インフラなので、通信会社一社に頼るのは絶対に間違っていると思うが、意外と日本の地方へ行くと理解されない。スマホの2回線契約や2台持ちは、自分を守る意味でも必要だと思うな。

☆最近、女房から旦那に対するDVが多いニュースを見たが、上海の事かと思ったら日本の話だった。

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大連路付近で飯と足ツボマッサージを

2025-05-21 | 写真日記

一年ぶりに大連路のローカル飯屋で昼飯を

 

昔のカメラ屋ビルがあった保定路の近く

 

昔のカメラ屋ビルがあった保定路の近く

 

昔のカメラ屋ビルがあった保定路の近く

 

足ツボマッサージ屋で

 

☆先月の上海を振り返って

私が東京から上海に事務所を移転したのが2003年で、上海では自前のスタジオを持ってないと撮影仕事は来ない。その時に借りたマンションで、日本から持ち込めなかったライトスタンドなど機材一式を買いスタジオ工事をやってくれた機材屋とは長い付き合いで、先月一年ぶりに会った。大連路付近にある彼の事務所件倉庫に行くと超大幅に縮小していたが、2人のスタッフは健在。その後、今後の事もあり二人で行きつけのローカル飯屋と足ツボマッサージ屋へ。

☆昔の話だが、上海にはカメラ屋が集まっていた場所が二ヶ所あり、一つは上海駅前のビルの二階と大連路付近の保定路のビルの中だった。この二か所から一部のカメラ屋が離脱し現在の星光カメラ城に集まった歴史がある。この保定路付近も立ち退きが進んでいるようだが、あえて撮影して残すような建物はない。

 

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