16元(約300円)
スマホで撮影
外出が自由だった時の話
日本のサイゼリアには、前世紀に一度だけ行った事があるが、上海では初めての経験。自宅から歩いて数分の場所にショッピングモールがあるが、地下のフードコートには行った事がなかった。モールで買物後に夕飯を作るのが面倒だったので、試しに入ってみたら値段の安さにびっくり。メニューのほとんどが16元前後という事は、一品日本円で300円ほどだ。日本のサイゼリアの値段は知らないが、これで利益が出るの?と私の方が心配になってくる。店のスタッフは教育が行き届いているようで、少ない人数でオペレーションはしっかりしていた。この日、ビール(ハイネケン小瓶)とソーセージとパスタをオーダーしたが、一品300円であれば文句は言えない味。日曜日の5時過ぎに入店したが、店内は80%の客入りで外国人は私のみ。客は家族連れやオバハングループや若いカップルや宅配にーちゃんの1人飯など幅広い客層。値段が安いのも理由だろうが、家族連れのテーブルの上にはこれでもかと思うくらい料理が並んでいた。この一品約16元がどのくらい安いかというと、味千ラーメンや日系のラーメンの半額以下だ。今はローカルのラーメンでさえ20元以上するので、このサイゼリア価格は激安だ。
今の上海の飲食業は家賃の高騰やコロナの影響もあり受難時代だが、調べてみるとサイゼリアは上海で幅広く展開しているようで成功していると思って良い。一度、調理場を見てみたいなぁ。