中国渡航2日前にPCRとIgM検査の陰性証明発行 45100円
区の保健所が発行してくれるワクチン接種証明書は無料
中国大使館へ各種書類をスキャンしネットで申請後に取得出来る健康コードは、カウントダウンのカラータイマーが作動中
2021年9月現在、日本から中国へ飛行機で移動する場合の注意点。
現在、ビザ取得者のみ中国への入国を認められている。ただ、その他にも複数の証明書が必要で、それらをスキャンし中国大使館の専用サイトにデータを送り健康コードを取得しないと日本の空港で搭乗できないのだ。
この健康コードが、いつ取得出来るのかで、みんなヤキモキして夜も眠れない人が多いと当日機内で偶然会った友人から聞いたが、実は私もその一人だった。
私の場合は、中国大使館指定の病院でPCR検査とIgM検査を金曜日の10時前に済ませ、当日の午後3時半に結果をもらい。病院で発行の陰性証明書をスキャンし、金曜日の夕方5時過ぎに中国大使館へデータを送った。そして、健康コードがグリーンに変わったのが、翌日土曜日の15時過ぎだった。
この大使館への申請は、搭乗日2日前から受け付けてくれる。例えば、私のように日曜日に出国するなら金曜日から受付開始。もちろん土曜日でも良いのだが、翌日の早朝が出国だと当日健康コードが間に合わないという事も想定しなければならない。申請が土曜日だった人は、空港のカウターで健康コードが緑に変わらず焦っていた人も多いと聞いている。これを確実に回避するには、検査当日に結果が出るクリニックを選ぶ事と健康コード申請を出国2日前の夜の8時までに済ませる事で確実に回避できる。
それともう一つ、日本でワクチンを2回接種した人は、区の保健所が発行する証明書(ワクチンパスポート)をスキャンし中国大使館に送らなければならないのだが、この区が発行する証明書発行に時間がかかる事とネットで予約しても一日に受け付ける人数に制限があるので注意が必要だ。ただ、このワクチンパスポートは、中国で隔離が免除される訳ではない。日本から中国に向かう人は、すべて激早に申請する事をお勧めする。また、WeChatとAlypayは必需品なので出国前に使えるようにしておいた方が良い。
空港で健康コードを提示し搭乗手続きを済ませると、スマホで中国の税関アプリに登録しやっと搭乗口に行く事ができる。
日本と違ってデジタル化が進んでいる中国では、すべてスマホ一台で事が運ぶので紙の書類はほとんど不要だ。これに慣れるととても楽だが、近乱遠が混ざった私の眼にはスマホの画面は小さすぎる。という事で、今でもiPad Miniは手放せないのだ。
健康コード
https://hrhk.cs.mfa.gov.cn/H5/
中国大使館の渡航説明
http://www.china-embassy.or.jp/jpn/dsgxx/t1904798.htm