海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

日本から中国へ渡航する為の儀式2021年9月

2021-09-30 | 写真日記

中国渡航2日前にPCRとIgM検査の陰性証明発行 45100円

 

区の保健所が発行してくれるワクチン接種証明書は無料

 

中国大使館へ各種書類をスキャンしネットで申請後に取得出来る健康コードは、カウントダウンのカラータイマーが作動中

 

2021年9月現在、日本から中国へ飛行機で移動する場合の注意点。

現在、ビザ取得者のみ中国への入国を認められている。ただ、その他にも複数の証明書が必要で、それらをスキャンし中国大使館の専用サイトにデータを送り健康コードを取得しないと日本の空港で搭乗できないのだ。

この健康コードが、いつ取得出来るのかで、みんなヤキモキして夜も眠れない人が多いと当日機内で偶然会った友人から聞いたが、実は私もその一人だった。

私の場合は、中国大使館指定の病院でPCR検査とIgM検査を金曜日の10時前に済ませ、当日の午後3時半に結果をもらい。病院で発行の陰性証明書をスキャンし、金曜日の夕方5時過ぎに中国大使館へデータを送った。そして、健康コードがグリーンに変わったのが、翌日土曜日の15時過ぎだった。

この大使館への申請は、搭乗日2日前から受け付けてくれる。例えば、私のように日曜日に出国するなら金曜日から受付開始。もちろん土曜日でも良いのだが、翌日の早朝が出国だと当日健康コードが間に合わないという事も想定しなければならない。申請が土曜日だった人は、空港のカウターで健康コードが緑に変わらず焦っていた人も多いと聞いている。これを確実に回避するには、検査当日に結果が出るクリニックを選ぶ事と健康コード申請を出国2日前の夜の8時までに済ませる事で確実に回避できる。

それともう一つ、日本でワクチンを2回接種した人は、区の保健所が発行する証明書(ワクチンパスポート)をスキャンし中国大使館に送らなければならないのだが、この区が発行する証明書発行に時間がかかる事とネットで予約しても一日に受け付ける人数に制限があるので注意が必要だ。ただ、このワクチンパスポートは、中国で隔離が免除される訳ではない。日本から中国に向かう人は、すべて激早に申請する事をお勧めする。また、WeChatとAlypayは必需品なので出国前に使えるようにしておいた方が良い。

空港で健康コードを提示し搭乗手続きを済ませると、スマホで中国の税関アプリに登録しやっと搭乗口に行く事ができる。


日本と違ってデジタル化が進んでいる中国では、すべてスマホ一台で事が運ぶので紙の書類はほとんど不要だ。これに慣れるととても楽だが、近乱遠が混ざった私の眼にはスマホの画面は小さすぎる。という事で、今でもiPad Miniは手放せないのだ。

健康コード

https://hrhk.cs.mfa.gov.cn/H5/

中国大使館の渡航説明

http://www.china-embassy.or.jp/jpn/dsgxx/t1904798.htm

 

 

 

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映画MINAMATAを品川で

2021-09-28 | 写真日記

MINAMATAのサイトから

 

上海に戻る直前の9月23日、品川で映画「MINAMATA」を観た。この映画は、公開前から気になっていた作品だったが、上海戻りが1週間延びて日本で観る事が出来たのはラッキーだった。
この映画「MINAMATA」は、私がここ数年で観た映画の中ではNo.1だろうな。ジョニーデップを筆頭に、キャストが素晴らしい。映画が始まってから終わるまで、一瞬たりとも眼の離せない映画だった。
確か映画の後半、「LIFE廃刊後メディアは雑誌からTVに変わろうとしていた」←記憶が曖昧で正確ではないが・・・。この約50年前の流れを今に置き換えれば、「メディアは、印刷物やTVからネット配信の記事や動画に置き換わろうとしている」という時代に来ているとも言えるよな。
 
水俣は、前世紀に現地で水俣病に関わる人を取材した事があり、当時も水俣病に苦しむ村人を紹介してもらい写真を撮った事がある。取材した当時、汚染とはまったく関係のない水俣産のみかんなども、風評被害で売れないのだと当時の関係者から聞いたのを今でも覚えている。
コロナ騒動が終ったら、遠回りの旅を復活させて、もう一度水俣を訪れてみようと思っている。
この映画「MINAMATA」は、私のお勧め映画No.1です。
 
☆今、上海に戻りホテル隔離中。

 

 

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gallery bauhausでユージンスミス写真展を

2021-09-26 | 写真日記

gallery bauhaus

 

神田明神

 

gallery bauhausで開催中の、ユージンスミス写真展へ行ってきた。ユージンスミスのオリジナルプリントは、ずいぶん前に見たことがあるが、あらためて見るとプリント技術の素晴らしさを再認識。この写真展は、写真の教科書に出てくるような代表作も多く見応え十分。一階に展示されていた硫黄島の写真の前で、しばらく動けなかった。

このユージンスミス写真展「愛と真実の日々」お勧めです。gallery bauhaus→ココ

このギャラリーに行った後のお決まりコースは、神田明神に立ち寄り秋葉原まで歩き帰還。

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映画サマー・オブ・ソウルを日比谷で

2021-09-24 | 写真日記

日比谷のゴジラ

 

日比谷で一杯

 

映画 Summer of soul を日比谷で観た。1969年の一大音楽イベントといえば、Woodstockが有名だが、同じ年に黒人が集まったSummer of soulの存在は、ほとんどの人が知らない音楽イベントだった。私は中学生の頃から深夜放送のラジオで育ち、学校では放送委員をやっていたので、この映画の中で知っているグループや曲が流れると当時の記憶が蘇ってくるのだ。50年以上もお蔵入りだったこのドキュメントは貴重な映像だ。

その後、日比谷付近で呑める店を数軒発見しビールを数杯。呑める店は、何処もほとんど満席状態。

 

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青砥で一杯

2021-09-22 | 写真日記

青砥の駅前

 

青砥の路地裏で

上海へ戻る前に以前上海でお世話になった人に青砥で会い昼から呑み屋を探したが、一件も見つからず。青砥で知り合いの中国人経営の中華料理屋あり、もしかしたらと思って行ってみたが、廃業したようでカレー屋に変わっていた。という事で、コンビニで酒を買い近くの公園で一杯。還暦過ぎの二人が、昼から公園で呑んでいる後姿は寂しいものがあるが、この日の天気は最高でとても気持ち良かった。鳩がつまみ目当てに寄ってきたので、餌として撒いていると、小さな子供が寄ってきたが、遠くから母親に呼び止められ走って去って行った。きっと危ない老人に見えたのだろうな。

夕方になり、一件だけ呑めそうな店をロックオンしておいたので行ってみると、屋上でミニビアガーデンをやっていたので、そこで生ビールを数杯。

青空下の外呑みもいいなと思った日だった。

 

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