海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

ふた家族に混ぜてもらい上海の居酒屋で新年会

2019-02-25 | 写真日記

スマホでアニメを 

 

代行運転屋は電動キックボードでやってくる

 

私のカメラアシスタントだった宝くん家族と私が8年前に所属していた制作会社のスタッフの家族に混ぜてもらい、上海玉海力一号店(今月で撤退)で一杯。ふた家族とも子供は二人いるので計9人でちゃんこ鍋を食ったのだが、その間も子供達はスマホのアニメに夢中。元アシスタント夫婦は日本語ペラペラで、もうひと家族の奥さんは日本に旅行に行ってから日本が好きになり日本語を勉強中。興味を持ったら即実行するのが中国人の良いところ。

上海玉海力1号店は8年続いた。この店のある古羊路一帯のレストラン通りはいつも人で溢れかえっていたのだが、この通りの立ち退きでレストラン通りが消滅した事で人の流れが大きく変わりあえなく撤退が決まった。(二号店は存続ね) 

上海で飲食店を経営するのは結構大変で、毎年値上げされる家賃と毎年上がる人件費が足を引っ張っている。また、飲食店の場合は調理場と客室は防火ドアを設置しないと許可が下りないのと最近は煙を出してはダメよ条例もあるので、焼き鳥屋や鰻屋も苦労している。それと、飲食店内は完全禁煙で客がタバコを吸っているのがバレると約40万円の罰金が店側に請求される事になっている。店内でタバコを吸えるようにするには、喫煙ルーム設置が義務付けられているのだが、私は飲食店内に喫煙ルームがある店を見た事がない。

上海では最近幼稚園から英語の勉強が始まるところも多いと聞いてびっくり。上海で子供を育てるのは日本より大変で、日本より金も相当かかるし、安全の為に親は子供の送り迎えをするのが中国では常識なので、田舎から親を呼び寄せている家族も多い。一人っ子政策が解除されたが、一人で十分という家庭の方が今は多い。 

上海に住んで16年目に突入したが、その間の変化は尋常ではない。呑み終えた後、スマホで決済しスマホアプリで運転代行を呼び帰還。

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2019年の日本で

2019-02-23 | 写真日記

上野の美術館で 

 

上野で 

2/21に上海に戻って来たら気温7度と寒く外は雨。春節もすでに終わり街は平常時に戻っているはずだが、何だか人の気配が少ない。毎回日本への帰国は上海から地方空港に降りてから東京へ戻るのだが、最近地方空港の比較的若い男性税関職員の日本語が変だ。昨年の12月25日に上海から高松空港へ降りて税関検査に向かうと、税関職員「お一人ですか?」私「ハイ、一人です」税関「ご家族は?」私「・・・さっき一人だと言ったよ」税関「ご旅行ですか?」私「上海在住なので早めの正月休みだよ」この税関員は私を旅行者だと決めつけて質問していたようだ。今年の1月30日に上海から佐賀空港に降りた時に若い税関検査員の第一声は、税関員「どういったご用件で?」私「・・・どういったご用件と言われてもなぁ」コイツもコミュニケーション能力無し。

今度は上海行きの便で、老人が離陸直前に機内前方へ突然歩き出し何やら CAに訴えて始めたが、すでに離陸寸前だったので老人をなだめて席につかせた。その後、そのオヤジはCAを呼びつけて何か言っていたので聞き耳を立てていると、透明ビニール傘 (500円のやつ)を空港の待合室に忘れたのでどうしたら良いかというくだらない問題だった。CAも大変だよな。

日本には35歳の壁というのがあるようで、 FBからの転載記事のコレ を読んでみると、コミニュケーションのために使うツールが35歳あたりで明らかに変わってくるという話はとてもよく理解できる。日本は年齢が高い人ほど仕事上でも突然電話をかけて来る人が多いのでうんざりする事があるが、反面今の若い人達は生での会話が出来ない人が多いので困るのも事実。

では、上海ではどうかというと、私の周りの中国人は電話なんて使いません。私もほとんどチャットで済ませるのでメールも使いません。携帯に電話がかかってくる場合、ほぼ100%不動産などの勧誘電話なので無視。ただ全員ではないが、私の周りのこちらの50歳を過ぎた人達はやっぱり電話をかける率がとても高いのと、実際に会って話をしないと仕事が進まないのは残念。

という事で、来週の月曜日から私も本格始動。

 

 

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日本のPAYPAYはダサすぎる

2019-02-21 | 写真日記

初PayPay

 

日本でスマホ決済PayPayを初めて使ってみたが、決済まで時間がかかり過ぎ。ビックカメラは大手の量販店なのでバーコードリーダーで読み取ってくれると思っていたら、客自身がQRコードを読み取るタイプ。そして、支払いを完了するとスマホの画面に支払い完了と表示されるのだが、それをもう一人の店員が支払い完了を再確認しに来るので、あまりにも時間がかかり過ぎる。これでは、クレジットカードで決済した方がむしろ早いと思うよ。

上海ではコンビニやタバコ屋でさえ店側がバーコードリーダーを使って、客のスマホのバーコードを読み取るので数秒で支払い完了する。

電子決済の良いところは、スピーディに決済できる事も理由の一つなんだけどね。

★本日の昼便でアリペイの使える上海へ。

 

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上野で小松宮彰仁親王像を縦パノラマで

2019-02-18 | GFX+オールドレンズ

 GFX50R+Pentax FA43mm f1.9

 

GFX50R+Pentax FA77mm f1.8


上野の美術館で掛け軸を多く観た後なので、影響されて縦パノラマフォーマットで小松宮彰仁親王像を撮った。横位置のパノラマ撮影は比較的楽だが、それを90度回転した縦パノラマは結構難しい。人間の目は、横に長く両目で見ると横パノラマで物を見ているのでカメラを構えても違和感がない。

では、縦パノラマに慣れる為にはどうしたら良いかと考えると、首を90度に曲げて歩くか、競走馬のように遮眼帯を顔に取り付けて視野を狭くする方法もある。だけど、そんなことをしたら、不審者扱いされたり数日後に車に跳ねられてしまうと思うのでやめておく事に。

縦パノラマは、ハマるととても面白いフォーマットなんだけど難しい。

 

 

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行きつけの居酒屋でゴッコ鍋を

2019-02-16 | 写真日記

ゴッコの顔は怪物

 

腹に吸盤があるゴッコ

 

ゴッコという魚を60歳を過ぎて初めて知った。ブスでデブの魚だが、鍋にするととても美味い。アンコウもブスな魚だが関東では冬鍋の筆頭料理。

上海は海が近いが、料理に使う魚のほとんどは川魚なので日本人にはあまり人気が無いし、私も美味しいと思って食べた事がない。最近は流通が発達しているので、上海でも海の魚を食べる事が出来るが、そこそこ安心して食べる事が出来るのは日本人経営の日本料理屋のみ。そして、日本より値段が相当高い。

日本は食の宝庫で値段が安く安心して食事が出来るので、海外から日本へ来る人達も日本食のファンになる人が多い。 特に東京や大阪は世界でも稀なほど、様々な料理が楽しめる食い物天国だろうね。

 

 

コメント (2)
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