スマホでアニメを
代行運転屋は電動キックボードでやってくる
私のカメラアシスタントだった宝くん家族と私が8年前に所属していた制作会社のスタッフの家族に混ぜてもらい、上海玉海力一号店(今月で撤退)で一杯。ふた家族とも子供は二人いるので計9人でちゃんこ鍋を食ったのだが、その間も子供達はスマホのアニメに夢中。元アシスタント夫婦は日本語ペラペラで、もうひと家族の奥さんは日本に旅行に行ってから日本が好きになり日本語を勉強中。興味を持ったら即実行するのが中国人の良いところ。
上海玉海力1号店は8年続いた。この店のある古羊路一帯のレストラン通りはいつも人で溢れかえっていたのだが、この通りの立ち退きでレストラン通りが消滅した事で人の流れが大きく変わりあえなく撤退が決まった。(二号店は存続ね)
上海で飲食店を経営するのは結構大変で、毎年値上げされる家賃と毎年上がる人件費が足を引っ張っている。また、飲食店の場合は調理場と客室は防火ドアを設置しないと許可が下りないのと最近は煙を出してはダメよ条例もあるので、焼き鳥屋や鰻屋も苦労している。それと、飲食店内は完全禁煙で客がタバコを吸っているのがバレると約40万円の罰金が店側に請求される事になっている。店内でタバコを吸えるようにするには、喫煙ルーム設置が義務付けられているのだが、私は飲食店内に喫煙ルームがある店を見た事がない。
上海では最近幼稚園から英語の勉強が始まるところも多いと聞いてびっくり。上海で子供を育てるのは日本より大変で、日本より金も相当かかるし、安全の為に親は子供の送り迎えをするのが中国では常識なので、田舎から親を呼び寄せている家族も多い。一人っ子政策が解除されたが、一人で十分という家庭の方が今は多い。
上海に住んで16年目に突入したが、その間の変化は尋常ではない。呑み終えた後、スマホで決済しスマホアプリで運転代行を呼び帰還。