瀬戸大橋マリンライナー内
瀬戸内海
日本の旅館などに泊まると一泊二食付きの宿が多過ぎるが、これを嫌がる観光客が多いという記事があった。もうこれはずっと私も思っていた事で、私は日本の地方へ行く時は素泊まり宿しか選ばない旅をしてきた。日本の宿の一泊二食付きは、囲い込み文化の典型。宿は地域文化と共に歩むべきで、周辺の飲食店と共存して初めてその街の文化が生まれ街が活性化すると私は思っているし、海外では当たり前の事。
☆私がフリーになった駆け出しの頃に、TVの警察ドラマで地方ロケに10日ほど行った時の話。100人を超えるスタッフの夕飯は一泊二食付きだった。でも、夕飯を宿で食うスタッフは1/3ほどで、余った夕飯のほとんどは廃棄処分に。で、ドラマのスタッフに聞くと、「日本中何処のロケ地でも連泊すると宿の飯は同じようなメニューで飽きるんだよ」と。その通りで、その県原産の肉料理がメインで、あとは刺身と天ぷらが定番として毎回付いてくる。これを毎日食わされると、そりゃ飽きるよね。これって、今もほとんど変わってないと思う。