RE Auto Topcor 58mm f1.4をオーバーホール
カメラやレンズなどの修理やメンテナンスをする時に一番困るのが、一部の会社のサービスセンターの受付の対応だ。カメラやレンズの事を理解している人が対応してくれると話は早いのだが、最近自社のカメラでさえ理解してないサービスセンターの受付担当が異常に多いのはとても腹が立つ。また、サービスセンターの奥に自社のカメラの事を理解している人も居ない場合が多く、質問しても明確な答えが返って来ない場合がよくある。これは、カメラが家電になり修理などのほとんどが工場送りになるからだろうと思う。
先週も池袋のとあるサービスセンターに行くと、小田原からわざわざ来たという先客が居て受付のオネーチャンとの会話が聞こえてきたのだが、その受付担当者は日本語を理解しているのかどうか疑うような返事を聞き私は笑ってしまった。
言葉は丁寧なのだが、的が外れているとしか思えない返事と自社の製品を使った事がないのではないかと思うほどカメラを知らない事がバレバレ。私から見れば自社の製品に対して愛情も無いし、自分の仕事にプライドを持って無いという事になる。
日本に戻ると、日本という国がいかにすばらしいか良くわかるのだが、一方では慇懃無礼とも思えるような場面に遭遇したり、過剰サービスとも思えるような場面によく遭遇する。また、「お客様は神様だ」と言う日本人がいるが、これは言わない方が良い。言い替えればお金を支払う人がすべて神様という事になるからだ。そして、他国の人が聞くと誤解を招くし笑われる。
写真は、レンズ内のクモリを除去してもらい新品に近い状態になったRE Auto Topcor 58mm f1.4。OHをお願いしたとあるカメラ屋のスタッフは、私が知らない事もたくさん知っていて話ができる人なので勉強になるし安心して任せる事が出来る。
X-T1 XF35mm f1.4