中国は自転車天国だったと言えたのは、約6年以上前の話であり、今はかなり少なくなった。それにとって変わったのがバッテリーで走る電動自転車や電動バイクだ。こちらの人達が乗っている自転車は、ほとんどがメンテナンスされてないと思ってよい。一番危険なのが、ブレーキがほとんど効かない事と夜に無灯火で走っている事だ。
こちらでは、車が一番偉くて次ぎがバイクで自転車の下に人間という位置関係なので、日本とまったく逆である。何年も住んでいるとはいえ、今でも道路を渡る時は緊張する。今まで、タクシーに乗っていて追突された事が3回あったが、怪我は無し。最近は、通り魔も出没したようだが、経済が悪くなったり人民の不満がたまってくると危ない街になりかねない。1930年代は、上海が栄えた時代だったようだが、治安も最悪だった時代だったようだ。これから先、この街がどうなるのかちょっと心配。
キャノンFD50mm f1.4