海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

虹口区の大連路付近再開発

2017-07-03 | 写真日記

塀の向こうは工事中

 

北外灘から近い大連路

 

平涼路にある倉庫で仕事があった時は、そこの代理店のオヤジと一緒に夕飯を食いに行くのが定番となっている。倉庫から10分ほど歩くとシーメンスビルが見えオフィスビル街が連なっていて、その北側が再開発地区で現在工事中。 上のデカイ壁面画像は出来上がったオフィスビルとショッピングモールのイメージ画像だろう。上海中心部では道を歩けばショッピングモールに当たるというほど、ショッピングモールが溢れかえっている。では、その大規模なショッピングモールに客が入っているかというと、残念ながらそうではない。どのモールも同じようなブランドが目につき、同じものを売っているので、あえてどこそこのショッピングモールに行く必然性がないのだ。他都市では、大規模店舗の閉鎖が伝わってきているが、いずれその波も上海に届くだろうね。

この大連路を挟んで西側が日本人には馴染みの虹口区で、東側が楊浦区になっている。両区ともに今は再開発の真最中なので、今後はこの付近は相当風景が変わる場所になるだろう。ただ、いまさら撮影する気は起きない。上海という都市は大陸の他都市に比べ、新しい事例の実験場にもなっている都市なので、近未来の都市を見たければ上海へ行けと言われる日も近い気がする。

この日、大連路の海上海の中にある上海人が経営している広東料理の店で一杯。

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コメント
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