海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

淀山湖をモノクロで

2016-09-30 | 淀山湖プロジェクト

小さな寺から淀山湖を

 

舟の上から 

この日は水質の撮影で、地元の船頭の手漕ぎの舟で淀山湖に出てみた。当日の淀山湖では舟をまったく見なかったのは平日だから。仮に休日でも観光客は少ないので、本当に静かで気持ちが良い。この日の天気は太陽の位置がわかりにくいほどのベタな曇り空。こんな日の湖面は空のグレー色が映り込むので、空も含めほとんど色が無い世界。

こんな時は自分で自由に移動出来ないので、ズームレンズに限る。最近はフルサイズ換算で28mm以上のワイドを使う事が極端に少なくなった。前世紀は15mmをあえて使っていた時期が一時あったが、15mmを使いこなして成功した写真はマレーシアのペトロナス・ツインタワー建築中の75階の建築現場しか思い浮かばない。

超ワイドは非日常の世界を撮る事が出来るが、冷静に撮った写真を見るとレンズに負けている場合が多く使いこなしは相当難しい。ワイドは普通は21mmまであれば十分。

 

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龍爪槐の枝

2016-09-29 | 新博物図鑑 オールドレンズ

 

魯迅公園で

 

 

この枝ぶりが複雑で面白い樹は龍爪槐(中国名)で、槐(えんじゅ)の一種。日本名は枝垂れ槐というのだが、日本ではほとんど見かけないようだ。この樹は中国の公園へ行くと普通に見る事が出来る樹で私が好きな樹なのだが、なかなか撮りたいと思うような場所に植えられてない。上海の広大な植物園にも二度ほど行った事があるが、植物のレイアウトがあまり上手くない。つまり、樹を詰め込みすぎなのだ。冬は葉が落ち枝のみになると、この樹の枝ぶりがよくわかる。

 

 

 

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散髪屋と自転車

2016-09-28 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

外灘付近で

 

前世紀に一度だけ上海で散髪をした事があった。私の場合は3mmのバリカンがあれば数分で終わるのだが、当時の値段は10元(約130円)だった記憶がある。この床屋はもうすでに無いと思うが、昔の面影がそのまま残っている貴重な床屋だった。でも、最近は床屋は少なくなり日本の美容院風の店ばかりになってしまったのは、やっぱり時代の流れなのかな。6年前くらいまでは、日本のカリスマ美容師がいる店として日系の美容室も多かったが、数年前からパッタリと聞かなくなった。それもこれも2012年の島の問題がきっかけなのと、店舗家賃と賃金の値上がりで経営出来なくなったのが原因だろうね。

以前にも書いたが、私が床屋に行かなくなった理由はコレ

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上海の地ビールを外灘で

2016-09-27 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

外滩啤酒总汇の店内 (2009年頃)

 

外滩啤酒总汇の店の前から 

上海の外灘から一歩入った汉口路11号にある「外滩啤酒总汇」は、店内で作っている地ビールの店で、店の中に巨大なポットスチルが鎮座している。昔は夜にカメラを持って野良犬のようにほっつき歩いていた時、シメとしてここで必ず生ビールを呑んで棲家に戻っていた。私がよく通った時期は2009年頃だったので、客層は欧米人がほとんどで、いつも空いていた。その後、日本車の新車撮影でも使わせてもらい撮影の打ち上げもここでやった。最近は行ってないが、今でも営業しているはずだ。

ここの生ビールは、ちょっと甘めなので黒ビールをお勧めする。

Canon FD50mm f1.4補正レンズ付アダプター+5DⅡ

☆昨日の気になった記事

「万里の長城をコンクリートで修復」と聞き、中国をよく知っている外国人はあまり驚かず、ありえるよねというのがその感想。歴史的に貴重な建築の内部の修復も、壁の模様を撮影しレタッチ後にインクジェットプリンターでプリントし貼り付けただけだったりと結構笑えるような修復技術もあるからね。こちらでは、まともな修復もあるが、ちょっと目を離していると、とりあえず使えるようにするという感覚を持ち合わせている人も多い。


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蓮の華をキヤノンFDレンズ+補正レンズ付アダプターで

2016-09-26 | 新博物図鑑 オールドレンズ

すぐにも開きそう

 

パッカーン(谷岡ヤスジ風) 

 

こんな画像を今掲載するのは、すでに画像が尽きている証拠。過去のブログでも掲載したが、今回はモノクロにした。これは随分前に奈良で撮影した画像で、当時は古いCanonFDレンズに補正レンズ付きアダプターを経由してCanon5DⅡ取り付けて撮影していた時代。

性能の悪い補正レンズ付きアダプターを付けているので、オリジナルのレンズの性能がかなり落ちているが、テーマによっては好都合の場合もある。ただ、この補正レンズ付きアダプターを使う場合は、条件によってかなりじゃじゃ馬的な描写をするので使いこなしが難しい。

CanonFD50mm f1.4とFD85mm f1.8+Canon 5D MarkⅡ 補正レンズ付

 ☆今日の気になった記事(ダイヤモンド・オンライン)

ムスコン(息子コンプレックス)という言葉を聞いて、チンコが小さい男の悩みかと思ったらそうではないようだ。マザコンは昔からあるので実例として知っているが、ムスコンは初めて聞いた。母親が自分の息子を溺愛し「息子の初体験は私が!」というタイトルに卒倒。もし仮にマザコンとムスコンが同時多発した場合、どうなってしまうのかちょっと想像してしまったじゃないかぁ。母親と娘とか父親と息子や父親と娘なんて組み合わせも今後ありそうだな。

 

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