海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

特急南風で高知へ

2020-01-26 | 写真日記

後免駅で下車 

 

高知駅前の龍馬像

 

特急南風で一年ぶりに高知へ。今回は、高知駅の一つ手前の後免駅(ごめん)で降り路面電車で高知市内へ向かった。わざわざ路面電車を選んだのは、そのスピードが遅いのと公道を走るので街のロケハンには丁度良いからだ。昨年もそうだったが、高知まで来る外国人観光客は稀。高知の売りは自然と食なのだが、それらのPRが下手クソで、いまだに龍馬に頼っているのはセンスがない。食と自然以外に高知が有名なのは、はちきんだが、これは高知女の性格を表した言葉で、男の金玉4人分八個を手玉にとる女が多いという意味。夜は上海帰りの友人の店「Le Garçon Chinois」で一杯。

はちきん→コレ

GFX50R +Summicron-R 50mm f2

 

 

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高松のだんじりで一杯

2020-01-24 | 写真日記

居酒屋だんじり

 

上海からうどん空港へ降りて、瓦町のうどんバカ一代でカマ玉うどんを。その後、瓦町のだんじりへ。ここは高松に来ると必ず立ち寄る居酒屋で、オーナーは元漁師なので新鮮な魚料理が売り。そして、約一年ぶりに岸和田オヤジ先生と再会し一杯。

上海では新鮮な海の魚が食えないので、日本へ戻ると最初に食うのは魚料理だ。日本に住んでいる人達は、日本が食に恵まれていて物価も安いという事を知らない人が多いが、欧米から日本へ観光で来る人達がまず驚くのが外食の安さと食のレベルが高い事。という事で、私も日本滞在中に必ず太ってしまうが、上海に戻ると粗食になるので丁度バランスが良いのだ。

今、大陸では新しいコロナウィルスでとんでもない事になっているようで、チャットで色々な情報が入ってくる。今、元弟子が家族で日本に滞在中だが、帰国を遅らせる事にしたと連絡があった。2003年にSARS騒動を上海で経験しているので、またあの頃に戻るのかなと思うとちょっと不気味。

GFX50R+Summicron-R 50mm f2   

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中華芸術宮で写真を展示中

2020-01-22 | 写真日記

 

 

 

 

 

中華芸術宮(上海美術館)で、1月18日から3月31日まで「2020-上海-你好」を開催してるよと上海人から連絡が来た。webを見てみると、前世紀末の上海と今世紀に入ってからの上海の絵画と写真で構成されている企画展だった。写真は上海美術館に収蔵されている世紀末を撮影した作品で、私を含め1950年代生まれの3人の写真家の作品を展示しているようだ。

興味がある人は、浦東の中華芸術宮(上海美術館)で3月31日まで開催中。中華芸術宮は南京路の上海美術館が移転し、上海万博の中国館が新しい美術館として生まれ変わって名前が変わった経緯がある。来月上海に戻ったら私も行ってみようと思っている。

中華芸術宮「2020-上海-你好」迎春系列展 web→これ

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上海では小学生は学校でスマホ禁止

2020-01-17 | 写真日記

子供にとってipadは必需品 

 

私のアシスタントと同じ身長 

 

学校ではスマートウォッチOK 

 

スマホでゲーム中 

 

上海天山茶城のいつものお茶屋へ行くと、インフルエンザ休校だったようで、子供達がipadを手に店で遊んでいた。男の子は小学一年生で女の子は三年生だが、彼女は体が相当でかいので私のアシスタントと並んでみるとほとんど同じ身長に皆で大笑い。この風格のある小学三年生の子が首からぶら下げている物が気にかかり見せてもらうと、スマートウォッチのベルトを外し専用のケースに入れて持ち歩いているとの事。彼女に聞くと上海の小学校ではスマホは禁止されているが、スマートウォッチは問題ないのでほとんど全員がスマートウォッチを常時携帯しているそうだ。そして、家には自分のスマホがあり更にipadも必需品として使っていると教えてくれた。このipadはwifi専用だが、スマホとスマートウォッチにはsimが入っているので、子供でもsimを2枚持っている事になる。こちらでは、simカードの一ヶ月の契約料が日本の格安simとほとんど同等か安いくらいなので普通の人達でもsim2枚使用は当たり前なのだ。

私の場合はandroid携帯とiphoneとipad(データ専用sim)を使っているので、上海では現在3枚のsimを使っている。1枚は1999年からずっと使っている中国移動のsimだが、これは電話番号を変えたくないので今も契約している。こちらでは、携帯の番号は個人のIDのようなものなので、番号を変えると会社の登記や銀行口座やビザの申請などありとあらゆる契約書を変更しなけらばならないので変更できないのだ。後の2枚のsimはiphone用ユニコムの通話simとデータ専用simをipad専用に使っている。この2枚のユニコムsimは、時々不安定になり使い物にならなくなる自宅のwifiの代わりにデザリング経由で使う事もあるので手放せない。

こちらでは、スマホが無いと何も出来ないと思って良い。買物や食事や家賃も含め公共料金などの支払いもすべてネット経由で済むので、ここ数年間銀行へ行った事がないし、現金に触れる事も希なので銀行へも行ってない。ただ、何かあった場合の為に常に500元ほどマネークリップに挟んであるが、それも数ヶ月使ってない状態だ。今週から春節休みで日本に帰国予定だが、地方空港へ降りるのでどのくらいキャッシュレスで生活できるか試してみようと思っている。

 

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台湾烏龍茶を久しぶりに試飲

2020-01-15 | 写真日記

1988年製造の台湾烏龍茶を試飲

日本へ帰国前に必ず行く天山茶城で、1988年製造の台湾烏龍茶を試飲。私がお世話になっている茶屋では、福建省と広東省の潮州のお茶をメインに買っているが、一昨日は久しぶりに台湾烏龍茶を複数試飲。画像の茶は、味も香りも大陸の茶とはまったく違う。味と香りは黒烏龍茶に近いが、大陸の黒烏龍茶より深みがあり、飲んだ時とその後の口ざわりが程良く、芳ばしい香りが鼻の中にしばらく残るほど存在感がある茶。店主に聞くと売値は、100gで約8000円だそうだ。すべての嗜好品と同じように茶の世界が怖いのは、一度良い物に出合うと自分の舌のレベルを落とせなくなってしまう事。

この日試飲した茶も同じだが、親しい茶屋や中国の茶人と付き合うと、仲間内でしか飲めない茶を楽しむ事ができる。その中でも代表的なのが、茶の品評会用のお茶だ。これは、書くと長くなるので割愛するが、時々そのような茶を試飲しないと、茶に対する自分の舌と香りの軸がブレるので、とても重要な体験なのだ。

 

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