海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

普段の水分補給は水が一番良い理由

2024-02-29 | 写真日記

紹興酒用の杯で烏龍茶を

 

大阪の八尾市で遠足中に小学一年生の子が熱中症になり、親が市を訴えたニュースを見て愕然。この学校の規則では、遠足でお茶を買う自由もない息苦しい学校。親はこの件を、世間に知らしめる為に裁判沙汰に→コレ

夏場も含めて水分補給はお茶より水が一番良い。お茶の種類にもよるが、カフェインやカリウムの多い茶は利尿作用があるので、飲んでも尿として短時間に排泄されるからだ。そして、ビールなどのアルコールも同じ利尿作用があるのでオッサンは注意した方が良い。私の周りの中国人を見ていると、ペットボトルの水(常温)を少量ずつ頻繁に飲んでいるのをよく見る。これは、とても正しい水の補給方法で、水の一気飲みも水中毒(血中ナトリウム不足)になるので注意した方が良い。

☆過去日本から来る友人のほとんどがお茶市場に行きたい人が多かったので、行きつけの天山茶城のお茶市場の一軒に案内する。この店は15年前から通っている店で、様々なお茶を試飲出来て人種を問わず平等で正直な対応をしてくれるお茶屋。中国茶に興味があるという日本人は、ほとんどが女性。ここで試飲中に必ず言う事は、トイレに行きたくなったら遠慮なく言ってねと。

☆春節が明けた先日の日曜日に、久しぶりに日本村方面へ行ってみた。地下鉄を降りて外へ出ると、街は人が少なく活気がない。3週間ぶりの外食なので海の魚が食いたくなり、最後の元アシスタントと回る寿司屋へ。少し寿司をつまんだがすぐに店を出た。二人で店の外へ出た瞬間に、お互い顔を見合わせて不味いねと言いながら、焼き鳥屋で口直し。寿司ネタになる鮮魚が日本から入らないとは、こういう事かと納得。店も色々と工夫しているのだろうが、日本へ行き舌の肥えた上海人も多いので厳しいと思うよ。日本の海産物禁輸がいつまで続くのか分からないが、上海の回らない高級寿司屋はどうしているのかな。川崎の自宅から歩いて行け、何を食っても美味しすぎる和食屋を思い出した日だった。

 

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X-E1を使い始めた頃のテスト撮影

2024-02-27 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

 X-E1+Canon 50mm f1.4 LマウントISO1600開放撮影 彼女はスペイン人

 

 X-E1+Canon 50mm f1.4 Lマウント ISO1600開放撮影 

 

 X-E1+Canon 50mm f1.4 LマウントISO1600開放撮影

 

 X-E1+Nokton Classic 40mm f1.4  ISO1600開放撮影 

 

X-E1+XF18-55mm f2.8-4 和平飯店前で

 

10年以上前の話

衡山路の行きつけのレストランバーで呑んだ後に、オーナーと二人で近所の呑み屋へ。この頃は、X-E1とCanon 50mm f1.4 LマウントとNokton Classic 40mm f1.4を使い、フジフィルムのX-E1をテストしていた時期。この頃は、まだCanonのデジカメがメインで、APS-Cミラーレスカメラに変えようか迷っていた時期でもある。こんな雰囲気の場所も含めてAPSサイズのカメラはボディサイズが小さくシャッター音も低く高感度ノイズも気にならない程度だったので、このテスト期間の一ヶ月後にキヤノン全てを売払い、フジのデジカメに買い替えた。追加でX-Pro1とレンズ一式揃えてもお釣りが来るほどキヤノンの下取りがよかった時代。

Canon 50mm f1.4Lマウントは、Summarit5cm f1.5に近いとも言われていて、確か15000円ほどで買った記憶がある。今は本家のSummaritに買い替えているが、とても好きな描写のレンズだった。APS-Cセンサーで50mmの焦点距離はフルサイズ35mm換算で75mmとなり、とても使いやすい常用レンズ焦点距離だ。GFXの中判で1x1を使う場合、75mm相当のレンズにPentax FA 77mm f1.8があり今も常用しているが、これがコンパクトでとても使いやすく好きな描写のレンズ。最近はコーティングが新しくなり描写性能が上がったと聞いているが、私は古いタイプの方が合っているので興味なし。

 

EOS5Dlll+CanonFD 50mm f1.4(補正レンズ付アダプター)開放撮影

 

モデルと歌手の結婚式の二次会で、EOS5Dlll+CanonFD 50mm f1.4(補正レンズ付アダプター)開放で撮影。スマホ画面のフットライトが女の顔を照らし良い雰囲気に。この頃はミラーレスなんて頭にない時代だった。だが、技術革新が進み時代が変わると一気にカメラ機材も変わるのは過去を振り返ればわかる事。そして、この頃から照明機材はストロボからLEDに変わると確信し積極的にLEDと関わるようになったのは、ミラーレスカメラを使い始めてから一年後の事。今の私の機材はフジ一色でGFXとXシリーズのみで、35mmフルサイズカメラは持ってない。一時期SONYα7IIを使った事があったが一年以内に売却。私のデジカメの使い方は、デジタルの世界で35mmフルサイズカメラの24x36は中途半端なセンサーサイズなのだ。

☆昨年からノイズ処理ソフトを数種類試した結果、DXOのPureRawが高感度ノイズ処理に最適と決定し、今では手放せないソフトに。

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上海の大気指数はとても良くなった

2024-02-25 | 写真日記

ショッピングモール地下の充電スポット

 

BYD充電中

 

コロナ前のさらに数年前までは上海の大気指数は最悪だった。私も咳が止まらず急性気管支喘息で市内の病院に行ったが治らず。そして、急遽日本に帰国し呼吸器内科を受診し数回通い完治。その後、上海ではエコカー化が進みバスのほとんどがEVになり、郊外の工場の煤煙規制も進み大気汚染は激減。当時新車購入時のナンバープレート取得価格は約150万円ほどだったが、エコカーはナンバープレートが無料で緑のナンバープレートが発行される。そして、自宅の駐車場には自宅から電源を延長し充電スポット設置も無料。そんな経緯もあり上海ではエコカーが増えていった。

春節前に上海の友人が打ち合わせで自宅近くまで車で来てくれた。そして、ショッピングモールの地下駐車場で充電を。彼はBYDのEVに乗り換えたが、寒い日はバッテリー性能が落ちるので地方への長距離移動は不便だと言っていた。そして、今回の春節時の異常な大雪で高速道路は駐車場状態。こんな時、EV車がどうなるのか。車の動力源が今後どうなるのか様々な案があるが、すべてEVになるとはかぎらないしね。

☆上海でもテスラは売れているようだが、一般の地下駐車場ではプラグ規格が違うので充電できない。なので、テスラ専用の充電場所へ行くしかない不便さがある。

 

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レンズケースは幼児用ソックスが最適

2024-02-23 | 写真日記

幼児用ソックス

 

レンズが数本入る小さいサイズのカメラ用バックは売ってない。という事で、通常はレンズが3本ほど入る市販の小さなバック約30x12x14cmを使っている。以前はレンズ保護に巾着をメインに使っていたが、これは御朱印帳が入るようなサイズが多く大き過ぎる。という事で、幼児用ソックスに切り替えた。カメラ用中仕切りも市販しているが、あれは便利なようで便利でないのは、小さいバックに適応出来る物が無いからだ。普段持ち歩く小さいバックを投げたりはしないし、通常の街歩きでレンズに衝撃を与えるような使い方はまずしないからね。この幼児用ソックスの色分けをして常用レンズを決めておけば、瞬時にレンズの識別ができるしね。

☆私の場合はカメラをバックに入れる事は稀。という事で、小さなレンズ3本とバッテリーやスマホなど最低限の物が入るレンズバックが最適。

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もう一度行ってみたい下北

2024-02-21 | GFX+オールドレンズ

 

 

 

 

流しのおっちゃん

 

コロナ前までは、上海から地方空港へ降りて日本を旅をしていた時期があった。ここは青森県下北の田名部の呑み屋街。真夏に行ったのだが、とんでもなく気温が低く夜にこの焼肉屋に行くと石油ストーブがありその周りには猫が。この店は予約がないと入れないのだが、運よくこの日は予約がないという事で貸切状態に。聞くと、この付近は夏でも30度を超える事はないそうだ。という事で、夏の避暑は青森に限ると結論付けた。

この旅は、恐山へ行くのが一番の目的だったので下北に宿を取ったが、他に目的がないと行きづらい地域。八戸から青い森鉄道と大湊線を乗り継ぎ1時間45分ほどで行けるのだが、その電車の窓から見える風景だけを見ていて私は飽きない。八戸からこの電車で途中下車を繰り返し、付近の風景を撮りながら旅すると面白いだろうなと思っているが実現せず。

地方には、一般に知られてない祭りがたくさんある。大阪のだんじり祭りは岸和田が一番有名だが、地域によって雰囲気は全く違う。全国で有名になり過ぎた祭りに飽き飽きしているので、地方の小さな祭りの方が発見は多い。

☆この旅は、GFX+Pancar 50mm f1.8& Flektogon 35mm f2.8のみで。  

 

コメント (4)
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