海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

街に人が戻ってきた上海

2020-05-29 | 写真日記

日本料理屋が集まっている新世紀広場前

 

移動タバコ屋も客が戻ってきた

 

仙霞路付近の公園で

 

 

日本でも自粛が解除されたようだが、こちらはすでに通常通りの上海に戻っている。ただ、マスク使用率は高く一部では検温検査も続いている。日本領事館近くの日本人村へ行ってみると客も戻って来ているようだが、上海に戻って来れない日本人が多いのと出張者も来れないので客は相当少なめ。普段は予約がないと入れない焼肉屋も先日は数人のみ。

先日電気製品を買うために家電ショップへ行ってみると客はほとんどいない状態で、店員の方が圧倒的に多かった。これは以前から続いている事で、最近はネットで商品を買うのが当たり前になっているので、目当ての商品のショールームと化しているのが家電ショップの現状。コロナ後の中国は、商品の販売方法がさらにネットにシフトしているようだ。最近はLEDライトの販売が相当増えているようで、それを使い動画で商品を説明しようとしている傾向が右肩上がり。

コロナ後の世界がどう変わるのか読めない部分もあるが、オンラインを使った在宅勤務も含め現金を使わない決済など世界中の生活様式が変わるのは間違いない。すべてではないが、未来の世界の流れを読むには、アジアでは東京ではなく上海と深センだろう。

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すでに通常生活に戻っている上海

2020-05-21 | 写真日記

男性用便器の事かと思ったら(地下鉄ホームの広告)

 

地下鉄2号線が混んでいた

 

5月19日に北新涇駅のホームで何気なく駅の広告をみると「一歩前へ」に笑う。先週はガラガラだったのに、北新涇駅(虹橋空港から2駅)から地下鉄2号線に乗ると結構混んでいた。この2号線は虹橋空港から浦東空港を結ぶ線なので空港を利用する客が多いのだが、よく見てみると空港利用客より一般の利用者の方が多いようだ。今でも地下鉄ゲート前の荷物検査前では、体温検査とマスク着用チェックがあるので、地下鉄利用者は100%マスクを着用。その事もあり、地下鉄内でおしゃべりをする人はほとんどいないので、何だか昨年までの騒がしい地下鉄内がウソのようだ。で、みんな車内で何をしているかというと、ほぼ全員がスマホを片手に下向き状態。

 

 

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上海のマスク事情 5月中旬

2020-05-14 | 写真日記

5月12日の2号線

 

5月8日の2号線

 

一昨日上海の地下鉄2号線に乗ると、一時期より乗客が多くなっていた。この2号線は、虹橋空港から浦東空港を結ぶ線なので、普段はスーツケースゴロゴロ人が多く利用するので結構混んでいるのだが、航空機減便なので今は空いている。地下鉄内や街を歩いていると、マスク使用率は下がって来ているようだ。特に高齢者のマスク使用率が低いのは、暑さのせいもあり、やっぱり息苦しいのも理由の一つ。

上海の街を歩いていると様々なマスクを見る事ができる。高価な医療用マスクを使っている人もいれば、画像のおばさんのように日焼け止めマスクを使っている人もいたり、数日間使いまわしたとわかるほど汚れたマスクを使っている人も結構多い。でも、日本のように自作の布製マスクをしている人は皆無。

昨日AFPのニュースを見たら、中国でウイルスも濾過出来るマスクが実用化されたようだ。これはとても凄い事だが、そのうち偽物が出回るだろうな。本物があれば、必ず偽物が出回るのが中国。このニュース→コレ

★一昨日、仕事仲間と話をしたのだが、新型コロナウイルスの影響で国営企業は家賃の免除など保護されているが、民間企業はそんなもの一切なし。という事で、私が関わっている下請け工場も数社がヤバイ状態に。6月末には、それら会社がどうなるのか見えて来そう。コロナ後の世界がどうなるのか、ちょっと想像ができない。

 

 

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上海のファミマはセルフレジ

2020-05-13 | 写真日記

ファミリーマートの一部店舗はセルフレジを開始

 

上海の仙霞路のファミマは、セルフレジになっていた。店員に聞くと、まだ一部の店舗のみのセルフレジを導入しているとの事。客は商品のバーコードを読み取り口にかざすだけなので、とても楽。ただ、商品のバーコードを読み込ませたら即商品を外さないと続けて読み取りされるので注意が必要。まぁ、これはソフトウェアを改良すれば問題ない事。そして、支払いはスマホ決済のみ。

これの利点は、店のスタッフが少なくて済む事と新型コロナウイルス対策にも役立つし、レジに並ぶ事もなくなる事。客はまだ慣れないようだが、時間が経てばこれがスタンダードになる事は間違いない。そういえば、3月7日に上海に戻って今日まで、現金に触れたのを思い出せない。また、外国人は居住地区の公安に居留届手続きをしなければならないのだが、これも今回からネットで申請出来る事になった。これは、なるべく人との対面接触をを避けるための対応らしいが、即断即決即実行ができるこの国は何事もスピードが早い。

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新華路から仙霞路へ引越し 上海

2020-05-10 | 写真日記

アパートの階段で

 

アパートの部屋から西を

 

久しぶりにブログ更新。4月30日に新華路から仙霞路に引越し後、5月1日からメーデー休暇で1週間の連休。その後、部屋の掃除や買物や不良品問題の話合いが済みやっと落ち着いた。新しいアパートは123棟もある大きな団地で、その全てが同じ建物なので夜に酔っ払って帰ると棟を間違えそう。門は4箇所あるのだが、例のウイルス問題で西門のみ開けていて、24時間ガードマンに体温チェックを受けてから入る事が出来る。

部屋は5階で55平米と少し狭くなったが、南西に窓があるので日当たりと風通しは最高。目の前には蘇州河の支流が流れているが、1970年代の東京の目黒川よりマシな程度。2分ほど歩くとショッピングモールがあるので、DAISOにはお世話になった。自宅の窓から河向こうを見ると、巨大な団地が見えるが周囲は緑も多く新華路より空気は良く、上海動物園へは歩いて行ける。

今の上海のマスク使用率は95%くらいだが、マスクはすでに生活必需品の一部として定着してしまったようだ。自宅から数分の場所にファミリーマートがあるのだが、マスクは普通に売っていて値段も通常並みで、今は新型コロナ発生国とは思えないほど普通の生活に戻っている。ただ、製造業は大変で、すでに倒産した会社もあり従業員が戻って来なくなり製造が出来ない会社もあるようだ。一昨日、私の仕事仲間の中国人に聞くと、6月末には生き残る会社とそうでない会社がほとんど判明するそうだ。

☆新しいアパートの環境はとても良いのだが、朝の4時頃から数十匹の野鳥の鳴き声で目が覚めてしまう。ただ、鳴き声がとても美しいので、その声を聞きながら二度寝を。

トップの画像は、X100F

パノラマ画像は、GFX-50R+Pentax FA 43mm f1.9   このレンズは、GFXの44x33センサーをカバーし描写も素晴らしいレンズ

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