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海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

春なのに秋のような上海

2025-03-31 | 写真日記

 

欧米人の旗持ちツアーに遭遇

 

ビザ申請に浦東のビザセンターへ向かい、地下鉄2号線の「上海科技館」で降りると欧米人旗持ちツアーに遭遇。本来は「迎春路」で降りればビザセンターに近いのだが、あえて遠回りするのは新しく出来た「上海図書館東館」周辺の風景が好きだから。この日は朝に豪雨で、その後は小雨のち曇りの天気だが、時々風が激しくちょっと寒い一日。前日が32度もあったので気温差あり過ぎの上海。

斬新過ぎる上海図書館東館→一年前のブログ

 

3月27日の浦東

 

今の上海は、桜と梅と桃の花が咲いているシーズンだが、雨と突風の影響で秋のような雰囲気に。この落葉と濡れた路面の影響で路面は滑りやすく、スピード出し過ぎ宅配二輪車がコーナーでスリップし、私が歩く後ろで横転事故。コロナ前から電子警察網で四輪車の違反は激減したが、スクータータイプの二輪車を見たら気をつけた方がイイね。逆走なんて、よくある事。昨年と同様に予約制という事もあるが、外国人のビザ手続きはガラ空き状態で待ち時間ゼロ。

☆カナダがトランプに反旗、イイね。日本だけ自動車関税を引き下げろとトランプに言ったそうだが、そんな事が通用する訳がない。日本は、駆け引きが二流で政治も二流。首相が野党であれ保守であれ、きっと誰がなっても変わらない国なのかも知れないね。

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羽田国際線ターミナル3は外国人で激混み

2025-03-29 | 写真日記

ほとんどが外国人観光客

 

上海行き搭乗ゲート前

 

3月26日の羽田国際線ターミナル3は、外国人激混み状態で日本語が聞こえてこない日本の空港になっていた。つまり、乗客の中で日本人を探す方が難しいって事ね。過去の記憶を辿っても、こんな事は初めて。ここから帰国するYouたちは、桜の満開時期を逃した人達とも言える。

 

モバイル搭乗券

 

この日、私はオンラインチェックインを済ませていたので、スマホのモバイル搭乗券だけでANAのカウンターもスムーズに並ばなくて済んだ。そして、このQRコードのおかげで保安検査もエクスプレスゲートを使えたので、長蛇の列に並ぶ事も無くとてもスムーズに。最近の保安検査は、PCやモバイルバッテリーをバックから出さなくても良いので超ラクチンで、これは日本の検査システムの凄いところ。この日の上海行きも乗客は少なめで、ほとんどが中国人客だが、爆買い客は少ないようだ。

 

機内で観た映画は 君の名は 

 

機内では、以前見逃した映画「君の名は」を観たが、これが結構面白く見入ってしまった。地方独特の変化の無い日常と大都市東京の日常とのギャップや、口噛み酒という神社の古い風習が出てくるのもイイね。この映画、アニメだから良かったのかも知れないが脚本も素晴らしい。

この日の夕方便は定時に羽田を離陸し定時に上海に到着したが、上海浦東空港のイミグレには外国人が激少な過ぎて、これまた初めての経験。元アシスタントがJeepで迎えてくれて宿へ。この日の上海は気温32度もあったので、油断の始まり。

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成都で見た木彫製造現場

2025-03-27 | 写真日記

仕上げ中 なぜかモバイルバッテリーがLED照明の電源

 

四川省の成都市は周囲を山に囲まれた盆地の中にある都市。という事で、成都周辺には木材が豊富にあるし、天府の都市と言われるくらい食にも恵まれた都市。これは、土産物になるのかどうか知らないが、手作業で木彫を仕上げている真っ最中。10年以上前の事だが、日本の春画根付が上海の骨董屋に並んでいた頃に、4個ほど買った事がある。日本の根付のコピーなので、男はちょんまげで女は日本髪だったのが笑える。春画根付を知らない若い人には、お土産として喜ばれたけどね。

以前、大阪のだんじり祭りで見た地車の装飾彫物は、すべて中国で彫られているそうで、それでも億単位の金がかかるそうだ。もう、今の日本では出来ない事はないが、資金面で日本では彫れないと地元の人に聞いた。また、2011年頃だったと思うが、上海の自宅の家具のほとんどを特注した事がある。家具のデザインとサイズや塗色を指定すれば、数ヶ月で出来上がる。この家具は釘を一本も使わない昔ながらの組み立て方法で作ってくれるが、当時は市販の既製品より少し高いくらい。そんな古民家具屋が上海の郊外に数ヶ所あったが、今は家賃の高騰ですべて杭州など他都市に移転してしまった。すでに上海で製造業は成り立たないほど、上海は大都会になってしまったのかも知れないね。

 

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昨日は東京の桜開花宣言日

2025-03-25 | 写真日記

白金台の公園で

 

しだれ桜

 

昨日3月24日は、東京の桜開花宣言日。病院の帰りに白金台駅から目黒駅まで歩く途中で、しだれ桜を発見。毎年、桜が満開になる頃は日本に居ないのだが、それは今年も同じ。東大医科研の中に立派な桜の樹があるのだが、前世紀まで私がこの付近に住んでいた頃は、地元の人しか知らない超穴場だった。

この八芳園前から目黒通り沿いを目黒まで歩いたが、すでにビルが並び昔の面影はまったくない。で、ビルになる前に何があったか、すでに思い出せない場所も。上海にも桜の樹があるにはあるが、それらは歴史が浅いのでポツンと一本って感じかな。戦前は日本人が多く住んでいた地域には桜の樹も多かったようだが、日本の象徴なので伐採されたと聞いている。

☆26日の夕方便で上海へ。

 

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日本人は若い時にこそ海外へ出た方が良い

2025-03-23 | 写真日記

3月18日は卒業式だったようだ

 

3月18日は2件のギャラリーを回ったが、何処の駅でも見かけたのは卒業式帰りの若い人達。これからの日本を背負う若い人達を見ていると、色々と思う事も多い。今の日本の若者は海外を目指さない人が多いと聞いているが、それはちょっと情けない話。この日、最初に行ったギャラリーで出会った若い人は、南アフリカで勉強して来た人。何で南アフリカなの?と聞くと、「誰も行ってない国だから」と答えが返って来たので、「そういうの大事だよ」と返した。イイよね、こんな若者。

マスコミやTV番組で、海外から来た観光客が言っている"日本凄い"と言われ喜んでいる日本人を見ると、ちょっと情けない。過去に最高の円高は、確か80円を切ったと記憶している。その当時は海外からは円高で日本に来れないと嘆いていた時代もあった。まぁ、今後円高になっても日本の物価は海外から比べるとまだ安い国。物価を比べる場合、単純に大都市と地方ではまったく違うのは世界共通の話だし、家賃や賃金の差も大きいので一括りに出来ないけどね。

先日、日本サッカー代表がワールドカップ出場を無敗で決めたが、ホントに日本のサッカーは強くなって安心してゲームを見る事が出来る。でも、海外移籍組の日本選手が原動力になっているのは間違いない。世界と対等に戦うには、一度海外を経験しないと絶対に無理。今の大相撲も上位力士はモンゴル人が多い事を思うと、彼らが日本の相撲レベルを底上げしていると思うよ。

私が思うに、世界には違う価値観があり国籍や人種や宗教の違いで、日本とは全く違う世界があるという事を身を持って経験する事が大事だと思う。それは、観光ではなく住んで学んだり働いてみないと分からない事が多過ぎるからだ。その為には、英語の前に英会話を身に付ける事と現地の友達を作る事。そして、現地日本人だけで群れる事だけはやめた方がイイね。

☆私の大学の卒業式の思い出。私が大学の卒業式を欠席したのは、東京の大御所写真家が博多へ撮影に来ていたので、そちらのアテンドを優先したから。それがバレて、後日卒業証明書を事務局へ受け取りに行くと小言を言われたけどね。要は、比べてどちらが自分にとって大事かの優先順位に尽きる。

 

コメント (2)
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