海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

リヤカー付き三輪自転車カスタム仕様

2015-05-28 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

解体現場で快活霊のカスタム三輪車発見

 

解体現場を撮影していると、私の好きなリアカー付き三輪自転車の快活霊を発見したのだが、よく見ると変速機付きのギアにサスペンションとタイヤやハンドルやペダルまで交換してあるカスタムだと判明。それにブランドのプレートも新品でピカピカ。でも何だか不釣り合いでちょっとかっこ悪い。シャーシを見ると結構使い込まれた物なので、余計にダサく見えるのかもしれない。誰の持ち物か知りたくてしばらく待っていたのだが、持ち主現れず。

どうせカスタム仕様にするのなら、新品のシャーシを買ってシマノのギアなど使ってバリバリの快活霊にするというのも面白いかもしれないが、しょせんリアカー付き三輪車なので限界がありすぎ。それに、こちらの人はメンテナンスという概念が無いので、どうせ半年でボロボロにしてしまうだろうな。

でも、こんな事をするという事は余裕が出来たという証でもある。最近は自転車に金を注ぎ込み高価なスポーツ車に乗って通勤している人も増えたし、四輪でなく高価な輸入バイクに乗っている若者も増えた。都会の若者の趣味も多様になりアウトドア用品も売れているようだし、後5年もするとまた大きく変わり趣味にお金を使う人が増える気がする。ただ、現状ではテントを買ってもテントを張り外で自然を楽しむ場所がないので、公園内や動物園の中の芝生にテントを張り家族で飯を食っている様を最近よく見かけるが、ちょっと寂しい気もする。

今、日本に旅行に来る中国人が増えているが、日本のキャンプ場で一日過ごす企画なんて作ったら結構喜ばれるかもしれない。どうせ、地方のキャンプ場なんて閑散としているのだろうから、アウトドア用品一式貸出して自然の中で家族全員川の字になって寝る企画なんてそのうちウケるかもよ。都会の人達は自然に飢えているからね。

ただし、ルールをしっかりと作り徹底させないと相当問題が起きる可能性大。

☆リアカー付き三輪車の過去記事は、コレ

 

 

 

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上海で久しぶりにオカマを掘られたが出血なし

2015-05-27 | 写真日記

私達が乗っていたのは右端の日産車 

久しぶりに上海でオカマを掘られたが全員出血なし。最後に掘られたのは2005年頃だったと記憶しているので相当久しぶりなのだが、掘られた4回のうち3回はタクシーに乗っていた時。でも今回は、乗っていた車が社用車で親しい仕事仲間がドライバー。私達が障害物を発見して車が止まって約2秒後に追突されたので、おそらく後続車の脇見運転かスマホ運転でもしていたのだろうな。関わった車は3台+1台だが全員ケガなし。

中国全土に言える事だが、交通ルールに関して言えば今でもお子様ランチなのと、後を走っている車などに自分の今の情報を正しく伝えるという概念は相当欠落している。こちらでは車間距離なんてみんな無視だし、普通に運転していてもブレーキのタイミングが相当遅い人がほとんどなので、車は急に止まれないという事を知らない人が多すぎる。久しぶりに事故の被害者になったのだが、ここは冷静に引きで観察し視覚的に楽しむしかない。

中国人は、たとえどんな立場になっても絶対に謝らないのが鉄板。笑いそうになるような言い訳をしてでも、自分に非がないと言い張り通す。まぁ、これは小さなトラブルでも国の外交でも同じ事なので、客観的に見て聞いていると吉本新喜劇より面白いのだ。

文革時代も含め自分で非を認めると必ず死が待っていた時代が長い中国では、そのDNAが延々と体内に染み付いていると思った方が良い。それと、他国の人には理解出来ない中国人のメンツ(私からすれば相当くだらない風習)が理解出来れば中国での揉め事の半分は解決出来る。

MC Rokkor 50mm f1.4 

 

 

 

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久しぶりに解体現場を見る 上海

2015-05-26 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

新天地から近い黄陂南路X復興路

以前の事務所から近く新天地からも近いエリアが、すでに一部を除いてほぼ解体済み。場所は一等地なので、おそらくコウマン(高級マンション)が立ち並ぶはず。それにしても、最近の開発スピードはカメ並でかなりスローペース。更地になった後もそのまま更地になっている場所が結構あるのは、おそらく景気が緩やかに落ちている証拠。最近は外灘方面にまったく行ってないのだが、聞くところによると観光客も激減しているようだ。

 

 このエリアは、ドローンを飛ばす遊び場になっている

 

 

私の友人も含め日本人が上海に大挙して来たのは2010年の万博後の2012年までで、それ以後は徐々に減り今ではほとんど来ない。仮に観光で来られても喜んでもらえそうな場所なんて無いのが今の上海。上海の街の日常を見て楽しめる人は良いが、そうでない人は上海をハブにして何処か違う街に行く方がまだ楽しめるはず。でも、どこの都市に行ってもビルだらけの街になってしまったので、私自身もときめかないし面白いと思わないのだ。今週末は近郊の都市で開催される古典ファッションショーに招待されているので、ちょっと楽しみ。

ズマロン35mm f3.5

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朝も昼も夜もずっとダンス 上海

2015-05-25 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

いたるところで踊り狂う人達

 

ところかまわず踊り狂うダンス族にやっと国が動き出したようだ。場所と時間とマナーを守れば私は問題無いと思うのだが、ここ数年はちょっとひど過ぎる。まず一番の迷惑は壊れたようなスピーカーから出る音楽騒音。二番目は店舗の前や歩道も含め公共の場を占拠し歩行者の邪魔になる事。一部の都市ではマンションの住民が金を出し合い大型スピーカーを買い警告音を出したりで対抗している場所もある。また、注意した管理人がダンス族のオバハンに取り囲まれるという怖い事件も発生しているそうだ。

早朝ダンズも含め私は1995年からずっと見ているが、今まで外で踊り狂っている人の中で誰一人としてダンスの上手な人を見た事がない。一度だけ百楽門舞丁(パラマウントホール)に行った事があるが、ここは本物なのですらばしい(上海風)。

中国で規制されるなら集団で海外で踊ろうぜ。なんて誰かが言い出したらとんでもない事になりそう。こんな人達が集団で日本へ行き銀座を占拠したらと想像すると、ちょっと恐ろしい。でも、そっと物陰から見てみたい気もするが…。

迷惑ダンスの過去記事はコレコレ

ズマロン35mm f3.5

 

 

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最後のビザ取得 おそらくね

2015-05-24 | 写真日記

残り一年

就労証とビザを更新したのだが、これが最後の更新となるかも知れない。理由は60歳を過ぎると就労ビザ取得はとても難しいのだ。たとえ来年更新出来ても誕生日の11月までなので、半年間しか更新できない。

 

日本のビール以外で、私の一番好きなビールはハイネケン 

まだ来年の話なのだが、一年なんてアッという間に来るので色々な事が頭をよぎる。更新したビザを見ながら自宅近くのカフェで昼から生ビールを二杯。本当は一杯で良いのだが、この店はビールと引き換えに45元(約900円)を払うとレシートをくれる。そのレシートはもう一杯のビールの引換券なのだ。

 

オヤジの目線は世界共通

 

この店は私の自宅から歩いて5分くらいの場所で、昼間に時々行くのだが客のほとんどは白人。なので騒がしくないし、昼は空いているので居心地が良いのだ。それにオーナーは中国人なのだが、スタッフも含め全員英語が話せる。

さて、来年の今頃はどうしているかな。

ズマロン35mm f3..5

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