海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

小石川植物園で梅を

2016-02-25 | 写真日記

小石川植物園は小石川後楽園と勘違いしている人が多い。でも、小石川植物園の正式名称は「東京大学大学院理学系研究科付属植物園」と長い。この日、日曜日にもかかわらず園内は人が少なくゆっくりと楽しむ事が出来た。

 

梅のシーズン

 

ズマリットの描写が良く似合う

 

都会の中の森

 

映画でも使われた総合研究博物館小石川分館

 

雰囲気の良い温室があるが、改装中に縄文時代の遺跡が出てきたのでしばらく中に入る事は出来ないようだ

 

普段人が多すぎる街に住んでいるので、人が少ない場所は気持ち良い。今の私にはオフィスは必要ないので、こんな場所で仕事をするのも良いかも。 

Summarit 50mm f1.5

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歩いていて人とぶつからない日本

2016-02-23 | 写真日記

銀座の宝塚前で

 

銀座四丁目の交差点で人の流れを見ていると面白い。最近は外国人旅行客も増え様々な人種や国籍の人達を見ること事が出来るのだが、特に多い大陸から来た中国人の行動を見ていると異彩を放っている事がよくわかる。大陸から来た中国人は街を歩く時に自己中心的で他者に気を使う感覚や他者に譲るという感覚が麻痺している場面に遭遇する事がとても多い。

普通は街を歩いていて前方に人を確認すると、お互いに衝突を避ける為の先読みをして行動をとるのだが、大陸の中国人は先読みせず自分の目的に忠実に突っ込んで来るのだ。なので上海でも割り込みや人とぶつかるのは普通の事。ところが、台湾や香港やシンガポールから来た中華系の人達はマナーも含め他者に気を使ったり譲るという精神を基本的に持っているので問題は起きない。この自己中心的感覚はビジネスなども含め、あらゆる事にも当てはまる。

☆上の画像は銀座の宝塚歌劇前の路上でファンがスターを待ち受けている場面なのだが、歌劇団のスターが出て来ると一斉に前に並んでいたファンたちが座り込んだ。つまり後ろのファンが見やすいように前に立っている人達は座るというルールが暗黙に出来ているようだ。ある意味すごい。

 

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ガード下で一杯

2016-02-19 | 遠い記憶-日本-オールドレンズ

ガード下の呑屋

 

オヤジなので、こんな昭和な場所が好き。東京は広くまだ昭和な場所が結構残ってる。ちょっと一杯安く呑める店は世界中でも数少ない。日本は食に対しては相当恵まれていると思って良いよ。日本に戻ると何でも美味しいので体には相当悪い。

昭和な風景は昭和のレンズで

☆Summarit50mm f1.5

 

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がレ展を庭園美術館で

2016-02-17 | 写真日記

東京都立庭園美術館で

土曜日に東京都立庭園美術館へ行きガレ展を見た。1月から開催されているので、休日ながら人は少なく比較的ゆっくりと見る事が出来た。私も以前はガレの作品を撮影した事があったが、ここで展示されている作品は過去見た事のない手法の作品もありとても楽しめた。ガレの作品のほとんどはガラスで出来ているので展示も撮影もライティングが難しい。

 

今なら梅も楽しめる時期

 


4/10まで開催中なので、桜の季節に行くも良し。おそらく平日に行けば相当ゆっくりと見る事が出来そう。

☆テレビを見ていると性治家の宮崎謙介のニュースばかり。コイツのようにゲスでクズな議員はまだたくさんいるのだろうな。

 

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ピロスマニを渋谷で

2016-02-14 | 写真日記

渋谷のUPLINKで

 

2月12日渋谷のUPLINKで映画「ピロスマニ」を見た。この映画を最初に見たのは1978年で、その後DVDとYouTubeで見たことがある。今回はデジタルリマスター版だとは聞いていたが、映像があまりにもクリアーでコントラストも高くシャープネスがかかりすぎていて、かなりがっかり。

一言でいえば、余計な事をした結果がこのデジタルリマスター版だと思ってよい。この映像のオリジナルトーンは、レンズに例えるとライカのヘクトールを開放で撮影したようなコントラストの低いどんよりとしたトーンだったのだが、その雰囲気はほとんど無くなっている。ただ、デジタル処理をし忘れシャープネスをかけ忘れたような、オリジナルに近い画像が1シーンのみ数秒あった。

賛否両論あるだろうが、古い映画は映画を製作した当時のトーンやコントラストを変えるべきではないと私は思っている。そういう意味では、今回のデジタルリマスター版のピロスマニは、大失敗の部類に入れて良い。

☆良かれと思ってやった事は、時には裏目に出る事がある。デジタル処理するなら、オリジナルに忠実にやろうよ。

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