株式会社パワーランド

淡路島を午前8:30に出て午後2:30に銀座一丁目の会社に出社。移動という点について、凄いスピード時代を実感しました

私が初めて昭和38年に淡路島から鶴見の日産自動車に受験のために来たときは、往復共に夜行寝台列車。もう50年も前のことなので時間的には定かではありませんが、明石駅を夜に出て横浜駅に着いたのが確か午前6時過ぎ。10時間位は掛かったような気がします。昭和39年3月に就職のために上京した時も同じ。また、昭和39年8月のお盆の里帰りも同じ。

同年10月1日開業の東海道新幹線は「夢の超特急」と当時は言われていました。そんなこともあって、昭和39年12月の帰省時に初めて新幹線の切符を買ったときは、窓口で「夢の超特急の切符を下さい」と言ったものでした。窓口の方から、「『夢』ではありませんヨ」と言われたときに、「ハッ」としたものでした

それから50年間何度新幹線を利用したことか　利用の都度、「（代金が）高いなあ」と何度思ったことか。それが今は大人の休日クラブでは30%OFFなので、にんまりしながら、片道をグリーン車にしてもいいなあなどと思ったりもしています。しかし、若い子育て世代の人達は、やはり自由席の少しでも安い席をと並びます。本当にこれでいいのだろうかと思いながら、帰ってきました。若い社員達には私が恵まれている分の御すそ分けはしなければね