昨夕、東京駅丸の内南口の切手ビルに行く機会を得ました。切手ビル６階は中層階屋上庭園になっていて、そこからの夜景・・・と言っても未だ午後７時頃ですが、八重洲側・日本橋側を眺めると、こんな景色になります。
右の暗がりのところに、クレーンが二本見えますが・・・ここで鋼材もろとも職人が落下し、中年の2名が即死。19日に起きた痛ましい事件でした。被害者にお悔やみを申し上げ、ご冥福をお祈り致します（合掌）。
一般に、建設工事でも土木工事でも大勢の職人の方の力仕事は機械化された今でもそれなりに必要です。いわゆる大手ゼネコンでも、職人達全員を従業員として雇用することは費用的に不可です。とび職の方はそのとび職の業務があるときに限って工事現場にアチコチからかき集められてやって来ます。
一つの工事現場で100人位の職人達が朝8時前にラジオ体操を一斉にやっている場面を見たことがある方は多いのではないでしょうか。外見は皆さん仲間に見えますが、その実は互いに名前を知らない方々の集まり。小集団が集まって一つの会社の従業員のように見えるだけです。事故防止には作業中の夫々の仲間の性格をそこそこ知っておくことが必要です
