株価が上がっている 政権が変わり、掛け声だけの段階で昨日などは株価が日経平均で237円あまりも上げ、終値が10,160円になった。これでの人も大勢いるだろう。しかし、この類の上昇は基本的には長続きする要素がない。
仮に長続き要因があるとすれば、円安にブレた分輸出関連会社が日々実質的に+になっていること位だが、この種類の会社は、えてして同程度の輸入も行っており、あるいは円建て取引をしたりして、為替バランスには格別の注意を払ってきているはずなので、ムードだけが++という気になって先行しているに過ぎない。しかし、個人レベルでは、配当もないボロ株も歩調を合わせて上がったりしているのででしょう。
そして、はっきりいえることは日経平均8,500円で留まっているよりは、10,200円で留まっていたほうが、財布がその分膨らんでいるので、沈んでいた気持ちがやや浮いた気持ちになり、これが実質的に景気を支えることに繋がる インフレ・インフレと言わなくても、この数週間で株価が約20%も上昇しているので 、万一これで安定するなら、他の物価も後追い上昇に変わるでしょう 半年間程、少し底が上がったままで落ち着けば良いのだが・・・景気ばかりは気のもので・・・そうは行かないでしょうね
ところで、私自身は、政府は目下の景気より、民主主義の大原則である「1票の格差」を是正することが先決だと思っている。マスコミの論調は、民主党政権の時は格差格差と騒いでいたけれど、自民党政権になったら騒がない。それが変 移行期だからこそ、騒がねば