株式会社パワーランド社長のブログ

日々変化する内外の経営・経済・社会環境に対し、自分の意見を適宜適切に表明したい。もちろん社業の宣伝も行います。

株式会社パワーランド

2012年07月23日 | Weblog

  

今日の画像は、タンポポと荒地野菊。

左の写真のタンポポの種子は飛翔準備OKです。まさに昨日朝のNHKで報道されていたそのままの姿のタンポポを見つけたので撮影しました。種子を風に乗せてできるだけ広く飛ばし子孫を残そうとする自然の営みに心が動きました。右の写真の荒地野菊は今が真っ盛り。いずれも雑草の類いです。その生命力は強(したた)かです。

街なかの更地の中の雑草もつぶさに観察すれば十分心を癒してくれる存在ではあります。人は皆忙しいときは主観的に物事を視がちですが、心にゆとりができると普段はむしろ邪魔だった雑草の中の草花さえも愛おしく見えるものです。もう金曜日夜などは飲んだくれて終電車で地の果てのような終着駅まで行ってしまった後ですから、懐は寒くても心はゆとりだらけだったから、こんな雑草に安らぎを感じたのでしょうね。

閑話休題。課題山積の今週が始まりました。溜まった営業事務を手際良く処理しなければ当社の沽券に係わります。工事中のビルになど滞在したくないというのが本音でもそうとばかりは言って居れません。いまいましいのは、ビルの改修工事はテナントの執務時間を物理的に奪うばかりでなく精神的に極めて大きな圧迫を与えているという事実です。まだ工事が始まって三ヵ月位ですが、精神的には半年位圧迫を受け続けているという感じで、貸主とテナントの関係は加害者と被害者という領域に達しています。自分がこれから進めることになるかもしれない同じような改修工事で、こんな不便をテナントに与えないで済む安全かつ効果的な段取りができるかどうか、なかなか有効打が見つからないから一層もどかしく思います。

築後40年以上経過したビルの大規模改修時は、テナントに協力を求めビル全体を空にして手際良く作業するのが施工の安全性からも優れているような気がします。テナントは仮移転でも通常の家賃は払い続ける訳だから、貸主にかかるお金は往復の引っ越し費用程度のものでしょう。古いビルでも改修して使うことは資源保護の観点から必要なことなので、当節は、国交省辺りがマンションで創ったような改修工事マニュアルをビルについても創る時期かもネ。 

 

コメント
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