株式会社パワーランド社長のブログ

日々変化する内外の経営・経済・社会環境に対し、自分の意見を適宜適切に表明したい。もちろん社業の宣伝も行います。

株式会社パワーランド 

2010年08月28日 | Weblog
昨日の東京淡路会の勉強会は圧巻でした 講師はD先生という著名な作家で、ここでお名前を記載申し上げても気にはなさらないと存じますが、世界中からアクセスできるブログゆえ、やはりお名前を伏せるのが礼儀と存じます 東京都庁に勤めておられた元高級公務員ですが、当年とって82歳。しかし現役そのもののお話し振りは年齢を全く感じさせず、講演内容もさることながら、その風貌は参加者に大きな感動を与えて下さいました。先生並びに勉強会の企画者に感謝申し上げます。

坂本竜馬(1835~1867)が主な内容でしたが、彼が土佐藩という藩の大きさを超えた思想をどこでだれから教わったかについて、その背景となった人物や時の流れについてのお話には今更ながら特に関心を持ちました。信州の佐久間象山(1811~1864)のローカリズム(藩)・ナショナリズム(日本国)・グローバリズム(世界)の影響下、脱藩に至ったとのこと。 

討幕:中岡慎太郎(1838~1867)、倒幕:坂本竜馬・・・音読は同じでも意味には雲泥の差があり、討幕は戦争を仕掛けて倒す、倒幕は平和裏に倒すということで、今風に言えば、選挙による政権交代は後者に当たります。つまり坂本竜馬は非戦的な改革を目指していたということです。中岡・坂本両氏は同じ日に同じ場所(京都の近江屋)で幕府見廻組に殺害されます。 

彼らから見ると24歳・27歳年上の佐久間象山は父親以上の年齢だったのでしょうね。その思想の影響を受けることは十分に説得力がありました。当時、吉田松陰(1830~1859)という方が長州萩で松下村塾を開き子弟を薫陶した由ですが、彼など29歳の若さで安政の大獄事件で処刑されています。松陰も彼らから見れば数歳年上のお兄さん的存在。・・・この当時、戸籍が本当にしっかり管理されていたのでしょうかね 藩によって違うとかということがあったかもしれません 

こんなお話を聞くと、今の社会は円高とか騒いでいますが・・・平和そのものですね 子々孫々まで維持しなければなりません。

今日は、姪の結婚式で神戸に出掛けます。姪夫婦の末長い幸せを祈ります  
コメント
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