株式会社パワーランド社長のブログ

日々変化する内外の経営・経済・社会環境に対し、自分の意見を適宜適切に表明したい。もちろん社業の宣伝も行います。

株式会社パワーランド

2008年07月10日 | Weblog
またぞろ蠢(うごめ)き始めたハイエナ・ジャッカルの類(たぐい)

野獣のハイエナとかジャッカルとかいうのは他の動物が食べ残した骨の髄までしゃぶり尽くすという意味で卑しいと言われています。「ハイエナのような奴」と言われると、逞しい響きは無く卑しい響きだけが残ります。その昔バブル経済が崩壊していく過程で不動産業界に対する銀行融資がすっかり停滞し、その銀行もバタバタ倒れましたが、世間は広いものでそんな時期に不動産を二束三文で買い叩く輩も一方では跋扈していました。ハイエナ・ジャッカルの類です。

最近会社に掛かってくる電話で、そんな物件漁りのものが増えてきました。私にしてみれば、何のことは無い、かつて経験したことの繰り返し現象です。昔と違うのは、昔は「山高ければ谷深し」と嘆いたものでしたが、今は「山低くても谷深し」という姿勢で不動産を探してきます。この類の人達は、不動産の利用価値に着目するというよりも買い叩いて転売益を得るという基準で行動します。そこに住んでいる人とか街の文化とかには一切お構いなしで自分だけが儲かればよく、街が廃(すた)れようが人が死のうが無関係という考えが根底にあります。 

こんな動きを昔の人が行なっているなら、その人が亡くなればそんな不埒な動きも無くなるのですが、バブル経済の歴史も知らない30歳前後の若い人が電話してくるのです。せめて土地基本法の理念位学んだ上で行動してくれると業界に対する世間の目も変わるのになーと思ったりしています 
コメント
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