昨日、スマイレージがメジャーデビューした訳ですが、あちこちのハロプロメンバーからのおめでとうブログ記事があり、お祝いムードに包まれた日でした。そんな中、悔しさをを募らせている人もいたりします。
例えば、スマイレージと同年代のエッグメンバー。
アイドルというのはデビューするにあたって、旬な時期というか、ベストなタイミングというのがあるから、同年代エッグメンは多少なりとも焦りはあるのではないかと思われます。
中でも特に悔しそうなのでは?と思われるのが「佐保明梨」ちゃん。
佐保ちゃんは一年半ほど前に「しゅごキャラエッグ」の一員としてCDを発売しました。しゅごキャラエッグは二枚のシングルを出したあと消滅します。新ユニットへ移行するためでした。
しゅごキャラエッグが登場した時点で、このメンバーをベースにして新しいグループをデビューさせるに違いない。そんな予感はあった訳ですが、結果は当たりでもあり、ハズレでもあり。ハズレて一人「進級」出来なかった佐保ちゃんの行く末が心配になりました。
みんなのたまご(Close Up Ver) / しゅごキャラエッグ!
(なんか、今見ると泣けてきます)
ところが、佐保ちゃんは思っていた以上にタフな子だったようで、夏にはハロプロコンサートで新生あぁ!の一員として、Berryz工房と℃-uteのセンターボーカルと一緒に歌い、一定の評価も得ました。
佐保ちゃんがあぁ!で受け持ったポジションは田中れいなパートでした。あぁ!というユニット自体が結成当時はメインストリートから外れたユニットのような扱いを受けていた訳ですが、その後三人は自らの力で各所属グループで中心的存在になりました。
今でもハロプロコンサートの時は、れいな雅愛理は楽屋に集まって記念写真を撮ったりするそうで、三人の路地裏からの逆襲みたいなストーリーの原点が、あぁ!な訳ですね。
そのような三人にとって大切な場所であるユニットに大人の都合でメンバー入れ替えが行われ、れいなの代わりに佐保ちゃんが加入した。れいなの心境。佐保ちゃんの心境。どちらも我々の想像を超えたところにあるのではないでしょうか?
それでも佐保ちゃんは歌いきった。ステージの彼女はとても輝いていました。
先日行われた真野ちゃんイベントのバックに佐保ちゃんがいました。笑顔で踊っていました。
握手会では一番目のポジションに立ち、こちらが驚くような目映い笑顔で握手をしてくる佐保ちゃん。必死なんだと思います。スマイレージがメジャーデビューをしようとしている。自分はまだ先が見えない。舞台女優としての道が見えた訳でもなく、新しいユニットが出来そうという訳でもない。笑顔の奥は不安でいっぱいかもしれません。
でも今出来る事をしっかりやる。バックダンサーだって大切な仕事。自分目当てな人がどれだけいるかわからない握手会も、自分を知ってもらえる良い機会。
イベントでの佐保ちゃんはそう思いながらステージに上がっているように見えたのは、きっと思い入れが生み出した思い過ごしではない筈。
ハロプロでは何故かイメージカラーが青の人は、波瀾万丈な道のりを歩く運命にあるように感じます。小川麻琴、田中れいな、須藤茉麻、中島早貴、岡井千聖、北原沙弥香、そして佐保明梨。みんな事務所からの推され街道から少し外れているような人達ばかり。自分が好きなメンバーばかりです(苦笑)。
でも、そんなジンクスなんてはね飛ばしてほしいから、判官びいきなヲタはささやかな夢を、青い人達に重ねるのです。
あぁ! -夢と現実